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G430ドライバーの標準シャフトを考えてみる

★みなさん、こんにちは。

ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。

2年の時を経て、新作G430シリーズが発売されました。

みなさんもう試打はされたでしょうか。

すでにお買い上げいただいた方はありがとうございます。

今回はヘッドだけでなく、標準シャフトも大きくモデルチェンジしています。

シャフトについては問い合わせも多いので、どのように考えればいいかご紹介したいと思います。

★今作は3種類の標準シャフトが用意されています。

G425シリーズは、ALTA J CB SLATEとPING TOUR 173という2種類でしたが、今作はさらに豊富な標準シャフトが用意されています。

ALTA J CB BLACKは日本専用の高弾道シャフトです。

数字だけを見るとALTA J CB SLATEより若干重たくはなっていますが、実際はカウンターバランスで振りぬきが良く、重さを感じづらいシャフトです。

G425ドライバーを使用中の方からも、「今回少し軽くなった?」と聞かれることがあります。

そして人気の高いPING TOUR 173がPING TOUR 2.0となり、CHROMEとBLACKの2種類にパワーアップして誕生しました。

実はこのPING TOUR 173というシャフトは、G400の頃から5年近く採用され続けた長寿シャフトでした。

このシャフトのおかげで、「PINGはカスタムシャフトの必要がないよね」なんて言われることも多かったですが、さらにバリエーションが豊富になりました。

CHROMEの方がややボールが上がりやすく、BLACKは低スピン・低弾道を実現したシャフトです。

これら3種類のシャフトに、それぞれフレックス・重量違いがあるので、細かく言えばなんと13種類から選択することが可能です。

世の中にゴルフクラブメーカー多しと言えど、ここまで選択肢が用意されているのは他にないのではないでしょうか。

★どうやって合ったシャフトを見つけていけばよいでしょうか?

シャフトの特徴を言葉や数字で表すことはとても難しいです。

ですから私たちのフィッティング手法では、打って試して結果が良かったものをお薦めしています。

そのため打てる場もできる限り豊富に提供したいと考えています。

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では、どんなことに注意しながら試すと良いでしょうか。

大事なのは、まず振っていて違和感が少ない事でしょう。

クラブに合わせたスイングをするよりも、自身にとって自然なスイングをする方が再現性は高まります。

その上で自身の意図する弾道になるよう、クラブを調整していくことがPINGフィッティングです。

例えばこの3種類のシャフトの特徴を、一番簡単に表現すると次のようになります。

・ALTA J CB BLACK … 高弾道

・PING TOUR 2.0 CHROME … 中弾道

・PING TOUR 2.0 BLACK … 低弾道

たとえばボールを高く上げたい人にとって、ALTA J CB BLACKはその手助けをしてくれるような動きが、違和感なく振れるかもしれません。

一方でPING TOUR 2.0 BLACKでは、自分でボールを上げようとするような、クラブに合わせたスイングをしなくてはいけないかもしれません。

弾道の高さへの影響を考えるという事ですが、3つのヘッドモデルやロフト角によっても弾道の高さは変化します。

ですからシャフトを決めるときは、ヘッドは何でも良いのではなく、先に決めておかなくてはいけません。

気に入ってたシャフトだけど、別のヘッドに装着したら違和感があったという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

試打する時はクラブに合わせようとしない、というのは何より大事なことかもしれません。

2022/11/25 12:00

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