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ウェッジの買い替えタイミングを考えてみる

★みなさん、こんにちは。

ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。

1/19に新製品i230アイアンとiクロスオーバーが発売されました。

i230アイアンに関しては、多くの方を長らくお待たせしてしまっていたかと思いますが、それだけ自信のある製品でもありますので、高いパフォーマンスを期待していただければと思います。

i230アイアンもPW(ロフト45度)やUW(ロフト50度)という番手がラインナップされていますが、GLIDE 4.0ウェッジとどちらの方が良いですか、というお問い合わせもよくいただきます。

今日はそもそもどんなときにウェッジを買い替えるのが良いのか、というテーマで考えてみたいと思います。

★アイアンを買い替えた時は、ウェッジのことも考えましょう。

30年以上前のことですが、かつてのアイアンは3番からサンドウェッジまでの10本セットというのが一般的な時代がありました。

現在はピッチングウェッジまでのセットが主流であり、サンドウェッジなどは別売りされるのが当たり前になりました。

ピンではそもそもアイアンもセットではなく、1本単位で販売をしています。

必要な番手というのはゴルファーによって異なりますから、必要なものだけをご自身のプレースタイルに合わせて使ってほしいからです。

『カスタム・フィッティング』『カスタム・ビルト』という哲学を持っているからこその販売手法です。

とにもかくにも、ウェッジというのはアイアンの一部でもありながら、アイアンとは別物という認識もされるクラブになりました。

なのでアイアンを新しく買い替えたとしても、ウェッジは今使っているものそのままという方も多いのは事実です。

まずはアイアンだけ変えてしばらく使ってみて、なにか問題が出てくるならウェッジも買い替えようかな、という考えなのではないでしょうか。

しかし使う前からある程度予測できるのが、番手間の飛距離差です。

狙う距離が常に一定ではないゴルフにおいて、各番手の飛距離差を均一にしておくことはとても重要です。

飛距離はロフト角からある程度の想定ができるので、必ずアイアンを購入する際はロフト角を確認しましょう。

★モデルによりこれだけロフト角が異なります。

発売中の7モデルの各番手のロフト角を表にしてみます。

分かりやすくするめに7番以下だけに絞っています。

ピッチングウェッジの角度を見ると、最大で5度も差があります。

ARCCOSで集められたショットを分析すると、いずれのゴルファーでも100~175ヤードのショットは頻度が高く、特に番手間の飛距離が大きく開かないようセッティングしましょう。

ここが実はG430アイアンの大きな進化ポイントのひとつでもあります。

G425とG430のロフトを並べると以下のようになります。

7番の差は1度しかありませんが、ピッチングウェッジは3.5度の差があります。

そして45度が新たに追加され、50、54、58度のウェッジが同様にラインナップされています。

このようなロフト構成にすることで、開きすぎてしまった番手間の距離を整えることができました。

飛ぶアイアンは魅力的ですが、ただ飛ぶようになるだけではスコアアップにはなりません。

アイアンを買い替える際は、必ずウェッジまで含めてロフトの並びを確認してください。

2023/01/27 12:00

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