PING認定フィッターをご存じですか?
★みなさん、こんにちは。
ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。
私が主に担当している業務は二つあります。
週末各地で開催されている試打会で、みなさんにピン製品をお試しいただくことが一つ。
全国各地のゴルフショップの販売員のみなさんに、ピンフィッティングの研修を行うことがもう一つです。
このフィッティング研修は、ウッド・アイアン・パターの各クラブのフィッティングを学ぶだけではなく、ピン創業からの歴史や製品開発に対する考え方から知っていただきます。
さらに製品を作っている工場も見学いただき、ピンの隅から隅まで見てもらっています。
かなりのボリュームの研修で、2日間みっちりと頭の中がパンパンになるまでやっています。
ときどき一般の方から「ピンの認定フィッターになりたい!」というお声を頂くことがありますが、あくまでも販売店向けの研修内容となっておりますので、ご容赦くださいませ。
現在(2020/10/29)、直営のフィッティングスタジオは都内の2店舗だけですが、日本国内には582店舗もピンフィッティングを受けることのできる店舗があります。
在籍店舗の検索はこちらから可能です。
のべ1,300人以上の方に研修を受けていただき、日々お店でフィッティングを実施いただいています。
★直営スタジオと他の店舗では何が違うのでしょうか。
フィッティングのやり方は同様です。
これは直営スタジオと一般のゴルフショップというだけでなく、世界各国でピンのフィッティングは同様の手法を取っています。
打つことが出来る製品やシャフトが店舗によって異なります。
詳しくは店舗様へ直接お問い合わせください。
直営スタジオでは、他の店舗ではなかなかお試しいただくことのできないシャフトや番手が豊富に揃っています。
ピン製品のフィッティングは創業者であるカーステン・ソルハイムが始めた、というのは以前の記事に書きましたが、ひとりでフィッティングを行うことには限界があります。
ゴルフクラブにはフィッティングが不可欠であると悟った彼は、誰にでもフィッティングが実践できるよう、そのシステムづくりを始めました。
カーステンが亡くなった後もその遺志は引き継がれ、今もアメリカ本社のフィッティングチームがフィッティング手法の研究を続けています。
ピンのフィッティングの根幹にあるのは、結果を良くすること、ゴルファー本人の感覚を大切にすることです。
「PLAY YOUR BEST」という言葉を、聞いたことや見たことはございますか?
バッグやキャップにさりげなく書かれています。
日本語にすると、「あなたの最高を生み出す」という意味が込められています。
それは製品開発だけでなく、フィッティングにも込められています。
ピンのフィッティングは、ゴルフレベルに関係なく、一人一人の体型やスイングに合わせる形で、そのパフォーマンスを最大化するために、ゴルファー自身の感覚も大切にしながら最適なスペックを決めていきます。
この考え方は今も昔も変わりませんが、新製品に新しい機能が加わったり、弾道測定器の発達により見えなかったものが見えるようになったりするなど、どんどんフィッティングはアップデートされています。
アメリカのフィッティングチームで成果の得られたものが日本の私たちに伝えられ、それをさらに私たちが日本全国の販売店のみなさんに伝えています。
ここ最近の最も大きなアップデートと言えば、ドライバーに搭載されている弾道調整機能でしょうか。
昨年春に発売されたG410 PLUSには、G400までになかった新しい機能として後方部に可変式のタングステンウェイトが装着されています。
これはさらに追加発売されたG410 LST、そして先日発売されたばかりのG425 MAX/ LSTにも搭載されています。
このウェイトをフィッティング時にどのように調整するのか。
それは全国各地の認定フィッターにも情報として届いています。
ゴルフクラブで困ったことがあれば、まずお近くの認定フィッターへお気軽にご相談ください。
2020/10/29 11:00