
前作i230からどう変化?i240徹底試打比較!
みなさんこんにちは!
PINGフィッティングスペシャリストの五十嵐と申します。
連日うだるような暑さや突然の豪雨が続いていますね…お変わりなくお過ごしでしょうか?
ぜひとも熱中症や脱水に注意しながら夏のゴルフも楽しんでいきましょう!
ところで先月から実施しております「鉄は暑い日に打て!真夏のPINGアイアンフィッティングイベント」には、
新作i240アイアンをお目当てに前作i230アイアンユーザーのみなさまに多くご参加いただいています。
今回はイベントで得られたフィッティングデータの中から、前作からさらに進化したi240の“やさしさ”がお分かりいただける一例をご紹介したいと思います。
まずはMYクラブi230での弾道から
〈参加者プロフィール〉30代男性 平均スコア:90台 持ち球:ドロー

〈MYクラブスペック〉
i230 × N.S. PRO950GH neo S
ライ角:標準(ブラック)
長さ/グリップ:標準
弾道自体はフック系の球筋で安定しているものの、曲がり幅が大きく時に大きな引っかけのミスが起こってしまうのがお悩みとのことでした。
実際に計測した弾道も少し捻じれの強いドローが多く、コースでは左へのミスを警戒するあまりプッシュアウトのミスも出てしまうとお話しされていました。
シャフトはそのままにヘッドとライ角を変更!結果は…?
早速i240のヘッドをライ角のみ2度フラット(オレンジ)にした状態で組んで改めて打っていただきました!

これにてフィッティング完了です。(笑)
と、思わず言いたくなってしまうほどの美しいドローを連発されていました!
i240ではパワースペックというストロングロフト設計により標準ロフトが7番で31.5度となっていて、
i230の同番手と比べて1.5°立っているため、データからは〈ボール初速〉と〈キャリー〉が伸びていることがお分かりかと思います!
〈i230〉 〈i240〉
ボール初速(m/s) 50.0 50.6 +0.6m/s
キャリー(yds) 156.9 161.5 +4.6yds
そして特筆すべきは、ロフトが33度⇒31.5度に変化したにも関わらず、打ち出し角が増えていることです!
それに伴い、グリーン上での「ボールの止まりやすさ」を表す最高到達点や着地角も以下のように変化しています。
〈i230〉 〈i240〉
最高到達点(yds) 25.9 28.0 +2.1yds
着地角(°) 42.5 43.8 +1.3°
つまり、飛距離も半番手ほど伸ばすと同時に高さを増やすことにも成功しているわけです。
実際ここまでの変わりようは期待していなかったようで、お客様もかなり驚いておられました。
シャープな見た目なのにやさしい?!
さらにイベントに来て下さる現i230ユーザーのみなさまから多くいただくコメントとして、
「ヘッドがよりやさしく見える」というものがあります!
実は設計上のヘッドサイズはほぼ同等なのですが、
どうしてこのように感じることが多いのか、下の写真をご覧ください。
実は溝の本数が、4~5本も少なくなっているのです!(7番アイアンの場合)

溝と溝の隙間が広くなったことで、フェース面全体も広く大きく感じるような視覚的な作用が生じ、構えた時に安心感のある顔になっているわけです。
もちろんキャビティアイアン特有の打感や操作性の良さも残されています…!
寛容性と操作性をブレンドしたPINGのアイアンの“ど真ん中“
i240はキャビティなのに”やさしさ”に溢れた、シャープな見た目と打感の柔らかさも兼ね備えたアイアンです。
これからも長く楽しくゴルフを続けていきたい、もしくはこれからもっと練習して上達していきたいといった、
さまざまなゴルファーにぜひ使っていただきたいモデルです。
i240は全国のPING認定フィッター在籍店でも試打が可能です!
下のリンクから店舗を検索して、お近くのお店で是非お試しください!
2025/09/09 13:23






