ALTA J CB BLUEとALTA J CB BLACKの違いとは?
こんにちは。
ピンフィッティングスペシャリストの藤井です。
ついにNEWシリーズ「G440」がお披露目となりました!
今回は新しくなった標準シャフト「ALTA J CB BLUE」について、詳細をお伝えします!
ALTA (アルタ)って?
皆さま、PINGの標準シャフトの名称の意味をご存じですか?
PINGの新製品「G440」の標準シャフトの名前は「ALTA J CB BLUE」です。
「ALTA」という言葉はスペイン語で”高い”という意味があり、高弾道になり易いシャフトの特性をネーミングで表現しています。
J CBの「J」はJAPANのJです。
日本のゴルファー専用に開発されたシャフトという意味が込められています。
J CBの「CB」はカウンターバランスの頭文字です。
カウンターバランスとは、重心位置がグリップ側にあることを指します。クラブ長が長くても、ヘッドの重さを感じないため振りやすいのが特徴です。
だから、ALTA J CBシリーズのシャフトには長めの標準長を採用しています。
ちなみに…
「アルタ」はスペイン語で高いという意味があるとお話しましたが、
アルタという名称は、世界各国で目にすることが出来ます。
ユタ州の「アルタスキーエリア」カナダの「スキーリゾートアルタ」イタリアのスキー場「アルタ・バディア」など…
調べてみるとなぜかスキー場ばかりということが分かります…?
日本人の私たちにとってはピンとこない「アルタ」というワードは、外国の方にとっては直感的なワードなのかもしれませんね。
ALTA J CB BLUE(G440)とALTA J CB BLACK(G430)の違い
ALTA J CB BLUEとALTA J CB BLACKの違いは、
①標準長
②デザイン
です。
標準長については、前作ALTA J CB BLACKが45.75インチであったのに対し、ALTA J CB BLUEでは46インチを採用しています。
ミスヒットに強いPINGのヘッドだから採用出来る標準長46インチです。
デザインは、ブルーとシルバーのツートンカラーで、短く見える工夫がされています。
長く見えるとプレッシャーを感じてしまう方もいるので、安心感を高めるための工夫です。
ALTA J CB BLUEの重量・しなり特性は、前作ALTA J CB BLACKと同じです。
ただ据え置きなのではなく、これには深い理由があります。
「過去作を上回らなければ発売しない」というPINGのポリシーを聞いたことがあると思います。
ヘッドモデルのことだと思われがちですが、シャフトも同じです。
だからPINGはシャフトスペックが据え置きになることがあります。
現在販売しているシャフトは、どれも現時点で最も高い性能を持った製品、ということです。
PINGは、シャフトも自社で開発しています。
つまり、シャフトがモデルチェンジするときは、性能が向上したときです。
性能が向上しない変更はしません。
PING TOUR 2.0 CHROMEとPING TOUR 2.0 BLACKが今回モデルチェンジしなかった理由もそこにあります。
“PINGの標準シャフトラインナップについてのブログはこちらから!”
スリーブ
★新スリーブは、G410/G425/G430のシャフトと互換性があります。お持ちのシャフトを引き続き使用することも可能です★
ちなみに、ドライバーとフェアウェイウッドのシャフトは新スリーブですが、ハイブリッドのシャフトはG430と同じ旧スリーブを採用しています。
スリーブ形状がパフォーマンスに及ぼす影響を分析した結果、新スリーブを採用するメリットがなかったという事です。
個人的に、惰性で製品開発をしないPINGの信念が表れている部分だと思います。
さいごに
PINGの標準シャフトはどれも自信をもっておすすめ出来る製品です!
実際に非常に多くのユーザーが標準シャフトを選択しています。
ぜひ一度PINGの標準シャフトを試打してみてください。
きっと新たな発見が得られると思います。
認定フィッター在籍店:PING認定フィッター在籍店 │ CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】
試打会・フィッティングイベント情報:試打・フィッティングイベント情報│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】
フィッターブログ:PINGフィッターブログ│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】
ピンフィッティングスタジオ:ピンフィッティングスタジオ│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】
G440製品情報:G440 ドライバー│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】
2025/01/24 15:45