皆さん、こんにちは！
ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤井です。

今年2月に発売されたG440シリーズ。

おかげさまで多くの方にご愛用いただき、心より感謝申し上げます。

今回は、そのG440シリーズと同時に登場したハイブリッド用標準シャフト、
「PING TOUR 2.0 BLACK 90」 について詳しくご紹介します！

ハードヒッター向けの“ブラックシリーズ”

弊社の標準シャフトは、「標準とは思えないほど完成度が高い！」とよく言われますが…

多くの方が思い浮かべるのは、ALTA J CB BLUE や PING TOUR 2.0 CHROMEではないでしょうか？

実際、店頭にもこの2モデルが多く並んでいるため、

「PING TOUR 2.0 BLACKも良いのに…もっと注目されてもいいのに…」と思うこともしばしば。

実際にお客様からも「ハイブリッド用のツアーブラックは無いの？スチールがしんどくなってきたけど、クロームだとちょっと物足りないんだよなぁ」という声を多くいただいていました。

そんなニーズに応える形で、G440シリーズから新たにPING TOUR 2.0 BLACK 90がラインナップに加わりました。

👉PING標準シャフトについて詳しく知りたい方はこちらから！

PING TOUR 2.0 CHROME 85 と比較してみましょう。

スペックを比較してみましょう。

PING TOUR 2.0 CHROME 85と比較して、やや重量が重くなっていることが分かります。

キックポイントも手元寄りになっているので、シャフト先端の剛性が高く、打ち出し角を抑えられます。

プレイヤーテストの結果を見てみましょう。

プレイヤーテストでは下記のような結果が得られています！

※PING TOUR 2.0 CHROME 85比較（ヘッドスピードが速めのゴルファー）

初速	＋0.1
スピン量	同等
打ち出し角	−0.6°

初速がわずかに上がり、打ち出し角は低め。
まさにスペック通りの「低弾道系シャフト」と言えます。

試打会でも好感触を抱く方がとても多いです。

試打会での声をまとめると、
CHROME 85よりもしっかりしていて硬めのフィーリングという意見が多く聞かれます。
中元〜手元調子の設計が、叩いても暴れにくい挙動を生み出しているのかもしれません。

カーボンシャフト90g vs スチールシャフト90g、どっちを選ぶ？

80g〜90g台は、カーボンにするかスチールにするかで迷う方が多いゾーンです。

その中で「ウッドの感覚で打つの？それともアイアンの感覚で打つの？」 というご質問をよくいただきます。

ただ、弊社としては「どんな弾道を実現したいか？」を基準に選んでいただきたいと考えています。

カーボンシャフトを90gまで重くするには肉厚な設計が必要となり、
その分硬くなる傾向があります。
同重量帯でもスチールより硬く感じることもあるほど。

硬くなる＝弾道が低くなる方が多いため、

同重量帯でも希望弾道に合わせて選択することが可能です。

弾道を抑えたい方にはメインの選択肢となります。

90g前後という重量帯を考えると、
PING TOUR 2.0 BLACK 90は“ハード系カーボンシャフト”の代表格として、
スチールシャフトでは少しタイミングが合わなくなってきた方にもフィットしやすいモデルです。

PING TOUR 2.0 CHROME 85では安定しなかった方にも、
このBLACK 90はしっかりとした挙動で安定感をもたらしてくれるでしょう。

結論は“試打あるのみ！”

最終的に、どちらが自分に合っているかは
実際に打ってみることが一番です。

数値や評判だけでは分からない部分も多いため
ぜひフィッティングイベントや試打会で、
PING TOUR 2.0 BLACK 90のポテンシャルを体感してみてください！

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