大人気G430からどう変化?G440ハイブリッドのご紹介
皆さんこんにちは、ピンフィッティングスペシャリストの五十嵐です。
先週末は最高気温25℃に迫るゴルフ日和の中、
猛威を振るうスギ花粉にも負けずG440シリーズの試打会を各地域で実施いたしました!

これまでは試打会で得られた試打データをもとに、主にドライバーの各モデルやフェアウェイウッドについてご紹介して参りましたが、今回は満を持してG440ハイブリッドの性能についてお話させていただきます。
プロアマ問わず人気を博した前作G430ハイブリッドを愛用いただいているお客様の試打データから、さらなる「高弾道」を実現したG440ハイブリッドが誇るテクノロジーの真髄に迫っていきたいと思います!
まず現在使用中のG430ハイブリッドを打っていただきました
〈MYスペック〉
ヘッド…G430 #4HB (ロフト: 22度)
シャフト…PING TOUR 2.0 CHROME 85 S

セカンドでピンまで200yd以上の距離が残るロングや長いミドルホールで多用しているとのことでしたが、190yd前後のキャリーで安定した中弾道を連発されておりました。
ライを問わず様々なシチュエーションでも楽に打てることから、迷ったときはフェアウェイウッドやロングアイアンよりもやはりハイブリッドが頼りになると、その確かな寛容性に絶大な信頼を置かれているようでした。
G440ハイブリッドはいかにして前作を上回るのか?
純粋な性能比較のため、まずはヘッドのみを変えた状態で比較を行ってみました。
〈試打スペック〉
ヘッド…G440 #4HB (ロフト: 23度)
シャフト…PING TOUR 2.0 CHROME 85 S

#4HBでは標準ロフトが1度寝たことにより、打ち出し角にして約3度、スピン量が200rpm以上増加しました。(#3HBではロフトが19度から20度に変更)
ここで特筆すべきは、ロフトが1度寝ているにも関わらず平均キャリーがほとんど変わっていないこと、そして最高到達点がなんと約7ydもアップしていることです。
これに伴いグリーン面での止まりやすさを表す指標である着地角は約6度も増え、
飛距離そのままに文字通り「高さでグリーンを狙う」クラブを体現しているといえます。
今作から追加された新シャフト「PING TOUR 2.0 BLACK 90」
続いてシャフトの見直しも行ったところ、今作から新たに登場したPING TOUR 2.0 BLACKのハイブリッド用シャフトで、ボール初速や弾道の高さがさらに安定することが分かりました。
実際、ドライバーとフェアウェイウッドにはそれぞれ同シャフトの65Sと75Sを使用しているとのことで、「自分好みの先端がハードなシャフトがハイブリッドでも使えるようになってとても嬉しい」と試打後には感激のコメントをいただきました!
〈NEWスペック〉
ヘッド…G440 #4HB (ロフト: 23度)
シャフト…PING TOUR 2.0 BLACK 90 S

更なる高弾道でグリーンを狙えるG440ハイブリッド
高い寛容性はさることながら、どこからでもグリーンを狙っていける「高弾道」を実現させたのは、これまでもご紹介してきたG440シリーズに共通する低重心設計の賜物に他なりません。
またフェースがディープになったフェアウェイウッド(MAXとLSTのみ)との見た目のバランスも考慮して、ハイブリッドではヘッドの高さを低くシャローにすることで、これまで以上に薄くたわみやすいフェース設計で飛距離性能も向上させることに成功しました。

最後に
その完成度とパフォーマンスの高さに定評のあった前作G430ハイブリッドから、
飛距離性能だけでなく更なる「高弾道」を可能とする低重心設計へと進化を遂げました。
これまでのGシリーズのハイブリッドを現在既にお使いだという方も、
PING自慢のG440が誇る最先端のテクノロジーを是非ご体感ください。
2025/04/02 10:00