MENU

G430 SFTからどう進化?G440 SFTフィッティングで分かった飛距離アップのポイント

G430からさらなる進化を遂げたG440シリーズ

皆さんこんにちは、ピンフィッティングスペシャリストの五十嵐です。

今週も引き続きG440シリーズの試打会を各地域で実施いたしました!

現在G430を使っていただいているお客様からも「具体的にどんなところが進化しているのか?」というご質問を多くいただきますが、トラックマンの弾道分析結果を交えながらG440の飛距離性能の高さをご体感いただけているように感じます!

空港で荷物を運んでいる人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

今回はその中でも試打会にご参加いただいたG430ユーザー(50代/男性)の試打データを一例に、
G440ドライバーの高い飛距離性能についてご紹介したいと思います!

スライサーの心強い味方だったG430 SFTドライバー

スライスのお悩みに対して、いつでも抜群の安定感をもたらしてくれたのがG430シリーズの「SFTドライバー」でした。

今回試打会にご参加いただいた方(右打ち)も、G430 SFTの10.5度を使用しはじめてから右方向へのミスが減り、

一貫して捻じれの少ない球が打てるようになったとその性能にはご満足いただけているようでした。

〈MYスペック〉

ヘッド…G430 SFT 10.5度 (-1.5ポジション)

シャフト…PING TOUR 2.0 CHROME – 65 S

しかし可能であればもう少し飛ばしたいというご要望から、安定性を損なわずして飛距離を出せるG440ドライバーのスペックを提案させていただきました!

試打比較へ

まずは現在の弾道の傾向を見るために、MYスペックにて数球打っていただきました。

〈MYスペック計測結果〉

野球場の観客席

低い精度で自動的に生成された説明
Trackmanで計測した5球平均のデータ

方向性については事前に伺っていた通り、左右15yd以内の幅に安定してナイスショットを連発されていました!!

コンピューターゲームのスクリーンショット

低い精度で自動的に生成された説明
TrackmanのOptimizer画面

しかしスピンを抑えるためにロフトを1.5度立てて使っていることから打ち出し角が適正範囲(お客様の場合は約15度から19度の間)よりも少しだけ低くなってしまっていることが分かりました。

G440から新たに追加されたSFTの9度ロフト

前作のSFTドライバーはロフトが10.5度のみであったため、打ち出し角やスピン量の調節についてはスリーブ調整機能を用いて行っておりました。

しかし、スライス特有のスピン量過多により効率よく飛距離を出せていないゴルファーが一定数いることが分かり、今作のSFTドライバーにはこれまでになかった9度のロフトが新たに追加されました。

またヘッドが前作比で約5% 低重心となっていることから、低ロフトであっても高打ち出しを実現しやすくなっております。

実際アメリカ本社で行われたG440ドライバーのプレーヤーテストでは、G430の同モデルと比較して平均で約0.7度ロフトを立てた方が、飛距離を含むパフォーマンスが向上したという大変興味深い結果も得られています。

そんな余談はさておき、お客様にも早速SFTの9度を打っていただきました!

気になる結果は…

〈NEWスペック計測結果〉

草, 屋外, 座る, 立つ が含まれている画像

自動的に生成された説明

なんと、同等のロフトにも関わらず打ち出し角度が平均して約1.5度増え、スピン量も約400rpmほど抑えられたことによりキャリーで5yd、トータルで7ydも飛距離を伸ばすことが出来ました!

【フィッティングポイント】

ヘッドスピードを上げることを第一に考えられている方も多くいらっしゃると思いますが、

まずは体への負担やロスなくボールに力を伝えられるスピードで、初速やクラブの入射角に見合った理想の打ち出し角度やスピン量に近づけることが飛距離を最大化するための近道になります。

今回もヘッドスピード自体は大きく変わってはいませんが、方向性が安定しやすいヘッドモデルで曲がり幅を抑えつつ、効率よく平均飛距離を伸ばすことに成功しました。

最後にボール初速や弾道の高さが安定しやすいシャフトを改めて選定し、最終的に決まったスペックがこちらになります。

〈NEWスペック〉

ヘッド…G440 SFT 9度

シャフト…PING TOUR 2.0 CHROME – 65 R

“G440ドライバーの標準シャフトは最高です!”ブログはこちら

圧倒的な飛距離性能を誇るG440ドライバー

G440ドライバーの飛距離性能が大きく向上した要因として、すべてのモデルがさらなる低重心設計へ進化したことがあげられます。中でもMAXとSFTの2機種については、今作からカーボンクラウンが搭載されました。

前作ではLSTにのみ採用されていたカーボンフライ・ラップ・テクノロジーですが、クラウン部分にあったブリッジを排除して接合部を短縮することで、約34%もの軽量化を実現しております。

衣料, 屋内, テーブル, 座る が含まれている画像

自動的に生成された説明

ほかにも新フリーホーゼルデザインの採用や、軽量化された極薄フェースによって生じた余剰重量をヘッド後方の高比重ウェイトに配分していることで、MAXとSFTでは前作比で約5% (LSTは約4%)の低重心化に成功しています。

「1g単位の軽量化ですらも、人間でいう体重を10㎏ 減らすのと同じくらい大変」というような話を聞いたことがあるので、個人的にこれはエンジニアの方たちの努力によるとても大きな進化であると感じています!

最後に

「PINGは曲がらないけど飛ばないよね…」といったご意見、G440をお試しいただいた際には覆るのではないでしょうか⁈

Gシリーズの特徴でもある深低重心設計により、いずれも依然として高MOIをキープしていながら飛距離性能にこだわったモデルとなっております。

全国のPING取扱店にて試打可能になっております。

是非「衝撃の飛び重心」「前作を超える圧倒的な飛距離性能」をご体感ください。

G440製品情報:G440 ドライバー│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】

認定フィッター在籍店:PING認定フィッター在籍店 │ CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】

試打会・フィッティングイベント情報:試打・フィッティングイベント情報│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】

ピンフィッティングスタジオ:ピンフィッティングスタジオ│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】

2025/01/30 17:41

このページをシェアする

このページのTOPに戻る