
ALTA J CB BLUEとBLACKを比較|特徴・重量・フィーリングの違いを徹底解説
こんにちは。
ピンフィッティングスペシャリストの藤井です。
ついにNEWシリーズ「G440」がお披露目となりました!
今回は新しくなった標準シャフト「ALTA J CB BLUE」について、詳細をお伝えします!
まずはスペックをチェックしてみましょう。
ということで、詳しいスペックを見てみましょう。
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| シャフト名 | ALTA J CB BLUE | ||
|---|---|---|---|
| フレックス | R | SR | S |
| 重量 | 49 | 53 | 58 |
| トルク | 5.3 | 5.2 | 5.0 |
| キックポイント | 先 | 中先 | 中 |
フレックスごとにキックポイントが異なりますが、製品を通していえるのは、ヘッドが走るのを感じるシャフト、という事でしょうか。
また、重量が4~5gずつ変化している点もポイントです。
シャフト重量が重くなれば弾道は低く、軽くなれば弾道は高くなる傾向がありますので、ご希望の弾道に合わせて選択が出来ます。
他の標準シャフトと比べてどうなのでしょうか?
PINGの標準シャフトといえば、ALTA J CB シリーズですよね。
店頭に数多く並んでいるシャフトではありますが、一概にALTA J CBシリーズが万人におすすめ!という事ではありません。
PINGでは全部で17種の標準シャフトをラインナップしているので、読者の皆さまにとってベストなモデルがきっとございます。
理想の弾道に合わせてシャフトを選びましょう!
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ALTA (アルタ)って?
皆さま、PINGの標準シャフトの名称の意味をご存じですか?
PINGの新製品「G440」の標準シャフトの名前は「ALTA J CB BLUE」です。
「ALTA」という言葉はスペイン語で”高い”という意味があり、高弾道になり易いシャフトの特性をネーミングで表現しています。
J CBの「J」はJAPANのJです。
日本のゴルファー専用に開発されたシャフトという意味が込められています。
J CBの「CB」はカウンターバランスの頭文字です。
カウンターバランスとは、重心位置がグリップ側にあることを指します。クラブ長が長くても、ヘッドの重さを感じないため振りやすいのが特徴です。
だから、ALTA J CBシリーズのシャフトには長めの標準長を採用しています。
ちなみに…
「アルタ」はスペイン語で高いという意味があるとお話しましたが、
アルタという名称は、世界各国で目にすることが出来ます。
ユタ州の「アルタスキーエリア」カナダの「スキーリゾートアルタ」イタリアのスキー場「アルタ・バディア」など…
調べてみるとなぜかスキー場ばかりということが分かります…?
日本人の私たちにとってはピンとこない「アルタ」というワードは、外国の方にとっては直感的なワードなのかもしれませんね。
ALTA J CB BLUE(G440標準シャフト)とALTA J CB BLACK(G430標準シャフト)の違い
ALTA J CB BLUEとALTA J CB BLACKの違いは、標準長とデザインです。
標準長については、前作ALTA J CB BLACKが45.75インチであったのに対し、ALTA J CB BLUEでは46インチを採用しています。
ミスヒットに強いPINGのヘッドだから採用出来る標準長46インチです。

ALTA J CB BLUEユーザーのヘッドスピードであれば、多少のばらつきよりも飛距離が向上して
スコアアップに繋がると考えています。
デザインは、ブルーとシルバーのツートンカラーで、短く見える工夫がされています。
長く見えるとプレッシャーを感じてしまう方もいるので、安心感を高めるための工夫です。
ALTA J CB BLUEの重量・しなり特性は、前作ALTA J CB BLACKと同じです。
ただ据え置きなのではなく、これには深い理由があります。
「過去作を上回らなければ発売しない」というPINGのポリシーを聞いたことがあると思います。
ヘッドモデルのことだと思われがちですが、シャフトも同じです。
だからPINGはシャフトスペックが据え置きになることがあります。
現在販売しているシャフトは、どれも現時点で最も高い性能を持った製品、ということです。
PINGは、シャフトも自社で開発しています。
つまり、シャフトがモデルチェンジするときは、性能が向上したときです。
性能が向上しない変更はしません。
PING TOUR 2.0 CHROMEとPING TOUR 2.0 BLACKが今回モデルチェンジしなかった理由もそこにあります。
👉“PINGの標準シャフトラインナップについてのブログはこちらから!”
新スリーブは、G410/G425/G430のシャフトと互換性があります。お持ちのシャフトを引き続き使用することも可能です

ちなみに、ドライバーとフェアウェイウッドのシャフトは新スリーブですが、ハイブリッドのシャフトはG430と同じ旧スリーブを採用しています。
スリーブ形状がパフォーマンスに及ぼす影響を分析した結果、新スリーブを採用するメリットがなかったという事です。
個人的に、惰性で製品開発をしないPINGの信念が表れている部分だと思います。
さいごに
PINGの標準シャフトはどれも自信をもっておすすめ出来る製品です!
実際に非常に多くのユーザーが標準シャフトを選択しています。
ぜひ一度PINGの標準シャフトを試打してみてください。
きっと新たな発見が得られると思います。
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2025/01/24 15:45






