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2022年をPING製品で振り返る

★みなさん、こんにちは。

ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。

早いものでもう年の瀬が迫ってきましたね。

みなさんは今年の目標が達成できましたか?

おかげ様で今年リリースした新製品はどれもご好評をいただいており、その振り返りをして今年最後の記事にしたいと思います。

★今年はアイアンからのスタートでした。

1月にいくつかの新製品を発表し、まず2月に発売されたのがi525アイアンでした。

前作i500からおよそ3年半ぶりにモデルチェンジし、さらに進化した飛び系アイアンでした。

アイアンに飛距離を求めるゴルファーは多いですが、アイアンの距離で大事なのはトータルだけでなくキャリーです。

グリーンを狙う事が多いクラブですから、高さ・キャリーが出てグリーン手前のハザードを越すことが必要です。

そのために高さを出すための秘訣が中空構造に込められています。

そして高さに繋がる重要な要素がロフト角ですが、このi525はパワースペックロフトという実はフィッティングオプションを標準採用しています。

日本では予めアメリカ本国のロフト設定より立てており、ツウなピンマニアの中にはよりUSスタンダードロフトでオーダーされる方もいらっしゃいます。

★i525アイアンと同時にパターとウェッジも発表されました。

発表のタイミングは同じでしたが、i525アイアンに続き、4月にGLIDE4.0ウェッジが、そして5月にPLD MILLEDパターが発売されました。

GLIDE4.0ウェッジは、前作GLIDE3.0から素材の変更という大きなモデルチェンジでした。

しかしロフトやソール形状といったラインナップはそのままで、前作から愛用される方にとっても移行はしやすかったのではないでしょうか。

ソール形状を様々選択できるようになっていますが、打ち方や打ちたいショットによって選ぶべきソールは変わってきます。

アプローチが苦手という方で、そもそもソール選びを間違っているだけという方もいますので、ぜひ認定フィッター在籍店などで相談してみてください。



5月に発売されたPLD MILLEDパターは、これまで何度か限定でリリースされたPLDシリーズの通常ラインナップ入りでした。

税込66,000円と決してお手頃価格とは言えませんが、プロの好むフィーリングの良さを徹底的に追求した完全削り出しのパターです。

パターはフィーリングに大きく影響を受けやすいクラブです。

フィーリングというのは目に見えないので、「なんとなく」パターを選んでいるゴルファーは多いと思います。

フィーリングは重要ですが、それだけでは十分でないので、購入前にぜひiPINGを使ってご自身のストロークの傾向を把握してください。

長さやライ角・ロフト角などを自分に合わせて調整できる事は、このPLD MILLEDパターでも同様なピンパターの大きな特長です。



★さらにショートゲームを強化するクラブが追加されました。

続いて7月に発売されたのがChipRです。

こちらは前作が発売されたのは1970年代という、大きく時を越えてリニューアルされたクラブでした。

グリーン周りの転がし専用という、特定の場面に特化したクラブですが、発売以来ずっと欠品が続くという状況で、誰にもここまでのヒットは予想できませんでした。

一度使うと病みつきになるほどアプローチショットが楽しくなりますが、もちろんピンのクラブですから長さやライ角の調整が可能です。

自分専用のカスタマイズをすることで、さらにカップを狙った攻撃的な寄せが出来ることでしょう。



新製品のリリースが続いた本年は、9月にもパターのニューモデルが発売されました。

ここで発売されたPING 2023 PUTTERは、10モデルにそれぞれ特徴が異なります。

シリーズで統一されたテクノロジーを採用するのではなく、各モデルによって素材であったりフェースの溝であったりを変えることで、多様性のあるゴルファーに対応できる多様性のあるクラブなのです。

それだけに益々フィッティングの重要性は増しますので、どんなものがご自身に合うのか、ぜひ気付きを発見してください。



★最後はみなさんが待ちに待ったあのクラブです。

そして今年最後のリリースは、11月に発売されたG430シリーズです。

ドライバーだけでなくフェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンまでおよそ2年ぶりのフルモデルチェンジです。

創業者の孫であるジョン・K・ソルハイム社長にして、この25年でここまで大きく進化したモデルはないとまで言わしめたクラブです。



ピンは『PLAY YOUR BEST』というスローガンを掲げ、ゴルファーが高いパフォーマンスでプレーできる事を常に願っています。

高いパフォーマンスを実現するための新製品開発であり、フィッティングによってクラブをゴルファーに合わせるという事もパフォーマンスを上げるために必要な事です。

「ピンのクラブは俺には合わない」という方もいますが、貴方がクラブに合わせる必要はどこにもありません。

貴方に合わせてクラブの方を調整してください。

そうすればきっとパフォーマンスに満足していただけるでしょう。

★2023年もピンにご期待ください。

来年も早速1月にi230とiクロスオーバーの発売が控えています。

その後どんなクラブが発売されるかはまだお楽しみですが、どれも高いパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。

来年もピンおよびピン製品にご期待ください。

2022/12/26 12:00

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