新作i525アイアンもライ角が大事です!
★みなさん、こんにちは!
ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。
待望の新作アイアン、i525が発表されました。
製品情報はこちらからご覧下さい。
発売は2月18日ですが、今週末には各販売店へ試打クラブをお届けしますので、さっそく試打・フィッティングをして頂ければと思います。
今作は2018年に発売されたi500の後継モデルにあたります。
i500同様に中空構造ながらすっきりとした形状で、さらにやさしさと飛びを追加した贅沢なアイアンです。
★飛んでやさしいのに操作性もある! ちょいブレード!
アイアンにとって“操作性”というのはとても大事な要素です。
「まっすぐ飛ばすのも難しいのに、操作するなんて上級者だけでしょ?」なんて思うかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜならティーイングエリアからグリーンまで、どストレートで左右対称なんていうゴルフコースはありません。
グリーンがまん丸ということも、ピンポジションがど真ん中ということもありません。
また風だって多少なりとも左右のどちらかから吹いていることでしょう。
こうした景色や環境の影響を受け、無意識的であれターゲットに向かって「まっすぐ打とう」としています。
この「まっすぐ打とう」とすることも、球筋を操作しようとしていると言えますから、そのためにはアイアンの操作性が重要なのです。
そして各番手が同じように打てるということも重要です。
よくロングアイアンはつかまらない、ショートアイアンはつかまりやすいと言いますが、いずれの番手でも同じように打てば同じ方向に飛んでくれるのが理想的ではないでしょうか。
番手別にオフセットを変えていることも、そのための設計の一つです。
購入前にお店で試打するのは7番アイアンばかりかと思います。
7番は上手く打てたのに、他の番手では上手く打てない、というのは避けたいですよね。
★そしてアイアンの操作にもう一つ大事なのがライ角です。
ライ角に関する記事は何度も書いていますが、簡単に言えばアップライト過ぎれば左に飛びやすく、フラット過ぎれば右に飛びやすくなります。(右打ちのゴルファーの場合)
ここがズレていると、そもそも左に飛びやすかったり右に飛びやすかったりするものを、さらにロケーションに合わせて狙った方向に打とうするという、複雑な操作をこなさなくてはなりません。
そうです。これもまた“操作”なわけです。
まっすぐ飛ばしやすいライ角は体型やスイングの特徴により、ゴルファーによって異なります。
あらかじめ真っすぐ飛ばしやすいライ角を知っておき、そのライ角に調整しておくことは非常に重要です。
狙った方向に球が飛ばないのはスイングのせいだけではありません。
まずはライ角を合わせることから始めてみましょう。
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2022/01/28 12:00