MENU

新作i59アイアンのテクノロジーを考えてみる

★みなさん、こんにちは。

ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。

先日の発表以降、新作i59アイアンを打ちたいという方が試打会にたくさんいらっしゃっています。

「お店でオーダーしました」「発売日が待ち遠しいです」というお声も頂き、嬉しさを噛みしめています。

まだ打ってないよ、という方も今週末から日本全国の店舗で試打が可能になります。

ぜひお近くのお店まで足を運んでいただき、新作の性能をご自身で確かめていただきたいと思います。

★さて、i59は複合素材のブレードアイアンです。

一見するとBLUEPRINTと同じようなマッスルバック形状です。

しかし2つを良く見比べると、i59の方が一回り大きくなっています。

単純に大きくしただけではヘッドが重たくなりすぎてしまうので、どこかで重量をそぎ落とさなくてはいけません。

それが今回のテクノロジーの肝でもある、新構造のアルミ・コア・インサートです。

アルミという素材はステンレスに比べ、はるかに比重の軽い金属ですので、ヘッドの中心部から重量を取り払い、PINGの製品開発の根幹でもある「重量周辺配分」を実現しています。

試打会ではBLUEPRINT使用中というゴルファーにも何人かi59を試打いただきましたが、ミスへの強さというのを感じて頂いています。

特にロングアイアンにおいて、その易しさを顕著に体感いただいています。

お店の試打クラブは基本7番アイアンですが、試打会等の機会にはぜひロングアイアンも打ってみてください。

★i210使用者にもお声をいただきました

i210と比較すると、i59のサイズはよりコンパクトになります。

ブレード長が短くなり、オフセットの度合いもやや少なくなります。

「難しそう」と言う方もいれば、「シャープで構えやすい」という反応をされる方もいます。

これは主観の部分なのでどちらの方が良いということではありませんが、構えた時の違和感がより少ないことは好結果に結び付きます。

そして「打ってみると思ったほど難しくない」という反応もする方もまた多くいらっしゃいます。

アルミ・コア・インサートによる慣性モーメントの高さは、i210に引けを取るものではありません。

★ではどんな方にi59を試してもらいたいでしょうか

ヘッドモデルによって確かに弾道は変わります。

しかしつかまり具合を調整するのは、アイアンにおいてはライ角の役割ですし、弾道の高さというのはシャフトによっても変わるものです。

ところがコンパクトヘッドに構えやすさを感じる方は、大型ヘッドを選んでしまってはどうしても大きさへの違和感を拭うことはできません。

だからピンでは様々なヘッドサイズのアイアンをラインナップしています。

コンパクトヘッド=上級者にしか使えない、ということでは決してありません。

ピンのアイアンは限られた大きさの中でも、いかにミスヒットに強くするかを大事にしているので、「オレなんかにブレードアイアンはまだ早いよ」と思っている方もぜひ試してみてください。

初級者でも力のない方でも、大きいヘッドは構えづらいんだよな、という方であれば易しさを感じることが出来るかもしれません。

もちろん軽量のカーボンシャフトも装着可能ですので、重すぎて打てないということもありません。

コンパクトヘッドとは思えないほどの易しさがあることが、今回のi59の特徴のひとつです。

ぜひ怖がらずに試してみることをお勧めいたします。

2021/08/19 11:00

このページをシェアする

このページのTOPに戻る