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選べるPINGオリジナルシャフト

★みなさん、こんにちは。

ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。

G425ドライバーには3つの標準シャフトが用意されています。

最軽量のALTA DISTANZA、高い弾道が特長のALTA J CB SLATE、そして叩ける仕様のPING TOUR 173です。

さらにG Le2の標準シャフトであるULT 240 Jの装着も可能であり、アップチャージはかかりますが数多くのアフターマーケット用シャフトでオーダーが可能です。

メンズヘッド+レディースシャフトという組み合わせは珍しいですが、フィッティングしていると実は結構見かける事があります。

それに関してはまたどこか別の機会にお話ししたいと思います。

詳しくはこちらの記事から!



★今回の主役はALTA J CB SLATEとPING TOUR 173です。

2016年春に発売されたGドライバーで、ALTA J50という日本専用シャフトが誕生し、アメリカでも採用されているPING Tour 65とともに、2本立てのラインナップとなりました。

ALTA系とTOUR系はその後のG400、G410、そして最新のG425にもマイナーチェンジしながら引き継がれています。

ここでよくお客様から尋ねられるのは「どちらのシャフトの方がヘッドと相性がいいですか?」というご質問です。

確かにスイング時のシャフトの挙動というのは、装着するヘッドによって異なってくるものですが、シャフト選びにおいて大切なのは「ゴルファーとの相性」です。

では、フィッティング時はどのようにしてその相性を見極めているでしょうか。

★その前にそれぞれどんな特性を持ったシャフトなのかご紹介しておきます。

ALTA J CB SLATEの「CB」とはカウンターバランスのことを指しています。

シャフトのバランスポイントを手元側に設計しており、スイングウエイトを出にくいものにしています。

ちょっと難しい言葉を使いましたが、平たく言うとシャフトのグリップ側が重たいのでヘッドの重さが軽く感じられ、楽に振りきれるシャフトです。

もう一つの特徴はヘッド側のしなりが大きく、ボールが上がりやすいということです。

シャフト重量が増していくと、弾道は低くなっていきますが、このALTA J CB SLATEというシャフトはSやXといった重量のあるフレックスでも、ボールが上がりやすくできています。

一方のPING TOUR 173は先端部を硬くし、逆に手元側にしなりを感じやすいシャフトとなっています。

先端部が硬くなるとボールが上がりにくくなり、例えば近い重量・フレックスのALTA J CB SLATEと比較すると、PING TOUR 173の弾道は低くなります。

マシンで打つと如実にその弾道の差は現れますので、高いボールを打ちたければALTA J CB SLATEを、抑えた弾道が理想であればPING TOUR 173からお試しいただくと良いでしょう。

このG425シリーズからこれまでの60g台、70g台に加えて50g台も新たにラインナップに追加され、さらに選べる幅が広がりました。

★しかし希望の弾道の高さだけでシャフトを選択するのはキケンです。

人が打つ場合は、必ずしもマシンと同じ結果が得られるわけでありませんし、弾道の高さを変えたいのであれば、ロフトを変える方が他への影響が少なく高さを変えることが出来るからです。

ここでどのように「シャフトとゴルファーの相性」を見極めているか、という先般のテーマに戻りたいと思います。

答えはずばり「タイミングの取りやすさ」です。

これは振りやすい、振りづらいというゴルファーのフィーリングだけを言っているのではありません。

フィーリングだけでシャフトを選択することも危険です。

必ず比較したいシャフトの弾道を見比べましょう。

タイミングが取りやすいシャフトというのは、ヘッドの入射角・フェース面の上下の打点位置が安定しやすいので、高さのバラつきを抑えることが出来ます。

一方でタイミングの取りづらいシャフトは、入射角も打点位置もバラつきが出るので、高い球になったり低い球になったり、吹け上がるかと思ったらライナーになったりと、様々なボールが出てしまいます。

ご自身で実際にボールを打ってみてシャフトの違いを感じられなかった場合、ぜひ弾道の違いを比べてみてください。

そのときは飛んだ・飛ばなかった、曲がった・曲がらなかったよりも、弾道の放物線の形が似ているボールを続けて打てているかで判断してみましょう。



★最もタイミングの取りやすいシャフトが分かったら、そこから弾道はヘッドの方で調整しましょう。

高さを調整したければロフトを、つかまり具合を調整したければMAXもしくはLSTなら後方部のウエイトを動かすことができます。

シャフトで弾道を動かそうとすると“シャフト沼”にハマりやすくなってしまいます。

ヘッドの役割とシャフトの役割を分けて考えると、あなたに合ったクラブが見つけやすくなるでしょう。

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2020/09/10 11:00

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