もう一つ、重要なCUSTOM FITTINGがあります。それが「グリップ太さ」の選択です。ゴルファーとクラブをつなぐ唯一の接点であるグリップパーツ。手袋サイズを選ぶように、グリップの太さを選ぶことで力みなく、方向性、安定性に優れたスイングができる、とPINGの創始者であるカーステン・ソルハイムは考えたのです。
現在では極太のオレンジから極細のレッドまで、5段階のグリップサイズが用意されています(PINGオリジナルグリップ対象)。私はPINGのフィッティングを受けた時に、5種類のグリップサイズを一通り握り比べてみましたが、太さによって確かにスイング(とくに手首や腕の動き)にかなり大きな違いが出てくると感じました。太過ぎれば腕が硬直し、細過ぎれば手首のスナップを利かせてヒョイっとヘッドを動かしてしまう、そんな感じがしたのです。