国内女子ツアー第35戦「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で鈴木愛選手が優勝。そして国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」では、ハン・ジュンゴン選手が今季初勝利を挙げ、PING契約選手が男女ツアーで”ダブル優勝”を果たしました。
鈴木選手は初日に首位(タイ)で発進すると、そのままリードを許すことなく完全Vを達成。最終日は5バーディ、1ボギーの4アンダー68と安定したプレーを見せ、通算14アンダーでシーズン5勝目を飾りました。故障からの復帰直後であり、終盤には2位選手の猛追を受けながらも要所で確実にパットを決めて得た勝利。鈴木選手の粘り強さが際立った試合となりました。
一方のハン選手は、トップと1打差の単独2位で最終日をスタートすると、1イーグル、3バーディの5アンダー67で回り通算19アンダー。4日間でのフェアウェイキープ率が62.50%でトップをマークするなど、安定したティーショットを武器に4年ぶり自身通算4勝目を手繰り寄せました。
前週にチャン・キム選手のメジャー制覇を後押ししたG410 LSTドライバーが、二週にわたり選手たちを勝利に導きました。
強弾道と低スピンを実現することが「LST」最大の特徴ですが、スイングスピードやタイプに関わらず、適切なスペックを選ぶことであらゆるプレイヤーにマッチすることもポイントです。
「G410 LST」ドライバーは、今回の両選手の優勝で世界のツアーで通算11勝を記録。ちなみに同シリーズの「G410 PLUS」ドライバーは実に通算30勝をマークしています。(2019/11/6時点) 「G410」ドライバーは、洋の東西を問わず、多くのトーナメントで次々と勝利をもたらしています。
シーズン4勝目を挙げたニトリレディスゴルフトーナメントなどに続いて鈴木選手が投入したレディースモデルG Le2のECHO(エコー)パター。今大会は平均パット数28.67と、グリーンをこのパターで攻略したことも優勝の要因となりました。
鈴木選手:「今回はグリーンがすごく速かったのですが、安定感があり、ボールの食いつきが良いこのパターでしっかり攻めることができました」
ハン選手はVAULT2.0 PIPER Cパターを投入して優勝。このモデルはこれまでに鈴木選手も使用実績があります。
最高品質の完全削り出しによって造られる高い精度が特徴で、距離のバラツキを抑えるPING独自のTR溝も削り出しで搭載。今大会でのハン選手の正確なパッティングを支えました。
1994年生まれ。徳島県出身。13年プロテスト合格。14年「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」にてツアー初優勝をメジャーで達成。16年以降はツアー年間複数勝利を継続中。自身の得意とするパッティングでは、常に記録上位にランクインしている。17年賞金女王を戴冠。18年は4勝を挙げ年間獲得賞金3位。また、平均ストローク、平均パット数(パーオンホール)など主要タイトルで1位を獲得した。
1992年生まれ。韓国出身。2009年韓国でプロテスト合格。11年より日本ツアー参戦。同年の「~全英への道~ミズノオープン」で10代にして初優勝を飾る。12年、15年に「カシオワールドオープン」制覇。ショットメーカーとして知られる。