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パッティングがショートする原因はメンタルだけではありません!

★みなさん、こんにちは。

ピンゴルフジャパン フィッティングスペシャリストの藤川です。

みなさんパターは得意ですか?

こういう聞き方をして、「得意です!」と自信をもって答えるアマチュアゴルファーはほとんどお会いしたことはありません。

それにもかかわらず、パターフィッティングを受けたことがないという方が多いのは残念です。

不得意であるならば、せめて道具だけでも狙った方向に狙った距離を打ちやすいものを使いましょう。

★今日はそんなパターの距離感がテーマです。

アマチュアゴルファーは、カップをオーバーするよりショートする方が多いと言われています。

大事なパッティングをショートすると、「メンタルが弱い」とか「チキンハート」とか言われ、精神論に結び付けられがちです。

パッティングがショートする原因は果たしてメンタルなのでしょうか?

先日YouTubeで、とある女子プロゴルファーとアマチュアゴルファーが対戦するという動画を見ていました。

アマチュアの方は良いショットを打っていましたが、パーパットがことごとくショートして決まらず、残念ながら負けてしまいました。

パッティングが届かないことを悔しがっていましたが、私からすると使っているパターが原因なんじゃないかと思い、ここで解説してみようと思った次第です。

その方が使っていたのは、某メーカーの大型マレットで慣性モーメントの高さがウリのモデルでした。

そしてその方のストロークの特徴としては、トップの切り返しでの間があまりなく、上げたパターをすぐに下ろすという打ち方でした。

なぜパッティングがショートしたのでしょうか。

★パターの距離感はヘッド重量に大きく左右されます。

ピンのパターフィッティングはiPINGというアプリを使い、様々な数値を計測しています。

その中に「テンポ」という項目があります。

これは「バックストロークにかかった時間÷ダウンストロークにかかった時間」を表しています。

概ね「2.0」前後ですが、速いテンポで振る方は数字が小さく、ゆっくり振る方は数字が大きくなります。

そして速いテンポの方には軽いヘッド、遅いテンポの方には重たいヘッドを推奨しています。



このアマチュアの方は、トップで切り返す間があまりなかったので、重たいヘッドで十分にバックストロークが上げられず、インパクトまでの加速が得られなかったのでショートしていたように私の目には映りました。

正確な事はやはり計測してみないと分からないですが、もう少し軽めのヘッドを使えば本人のイメージ通りの振り幅でストロークできるので、距離感を合わせることが出来そうでした。

★ピンのフィッティングはそれだけではありません

iPINGアプリでは他にも様々な数値が計測できます。たとえば、

インパクト時のライ角や、シャフトの傾きといった項目があります。

ごれらもゴルファーそれぞれ異なる特徴を持っています。

その特徴に合わせてパターのライ角やロフト角を調整することが出来るので、ボールの転がりが最適化され、距離感を向上させることに繋がります。

パターは“なんとなく”で選んでいる方も多いので、ちょっとしたことで安定感を向上させることも出来ます。

ご自身のイメージと計測値がズレていることは珍しいケースではありません。

ぜひiPINGフィッティングをしている店舗で皆さんも試してみてください。

パターフィッティングが受けられる店舗はこちらから検索することが出来ます。

本人も気づいていない隠れパター上手はたくさんいます。

フィッティングでご自身に合うパターを見つけてください。

2021/07/08 11:00

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