こんにちは、ピンフィッティングスタジオの森です。
今週アメリカではメジャートーナメントのUS OPEN が開催されていますね。
皆様のゴルフライフはいかがですか??
先日、スタジオに来られたお客様のフィッティングについてご紹介いたします。
日本在住のオーストラリア人の方で、左打ちのローハンディプレーヤーです。
現在ご使用中のドライバーはロフト9°、手元調子のSシャフト。左用のクラブは試打クラブも少なく、打席も対応していないことが多いため、フィッティングも、試打もされずに購入されたとの事です。
※ちょっとした自慢ですが、ピンは全スペック左対応です^^
フィッティングをしないで購入した結果、ボールが上がらずドライバーショットに悩んでいる状況でした。
こちらは計測器で弾道を比較したものです↓
オレンジのラインが現在ご使用中のドライバーの結果で、ブルーのラインはフィッティング後の結果となります。
数値を見てみると、スピン量に差が出ていますね↓
上段がフィッティング後の数値で、下段が使用中のクラブの数値です。バックスピン量を比べていただくと、下段のバックスピン量が少ないことがわかります。
今回のお客様の適正バックスピン量は、2250~2750回転が最も適正数値になりますので、これが飛距離ロスの一つの原因となっています。
ご使用中クラブでは、バックスピン量が適正数値に達していないとで、キャリーのロスに繋がっていました。スピン量が適正になるシャフトを選んだことで、キャリーが伸びました。結果、曲がりも減り、飛距離アップにつながりました。
フィッティングにより、適切な重さ、硬さ、長さ、等が導き出されますので、より能力を発揮しやすくなります。
ぜひフィッティングにて適正スペックをお選びくださいませ。