皆さん、こんにちは。フィッティングスペシャリストの藤原です。
本日も何件か同様のご質問をいただきましたので、ブログでご紹介したいと思います。
(質問)
Gハイブリッド 19度を使用しています。このモデルは使いやすく、クリークの5番を抜いて、Gハイブリッド17度の購入を検討中です。
そこで質問です。ハイブリッド17度(2H)と19度(3H)とのロフトの差が2度しかありませんが、飛距離は何ヤードの差が出るのでしょうか?
(回答)
PINGでは明確に各番手の飛距離差が何ヤード違うとは明言しておりませんが、各番手間の飛距離ギャップを重要視してクラブの開発をしており、2Hと3Hはロフトは2度のみの違いですが、1番手分(10ヤードが目安)の飛距離が変わるように設計されております。
しかしながら、ロフトの立っているクラブはヘッドスピードやクラブの入射角によって、トータル飛距離・キャリーの距離は変わります。 基本的にはヘッドスピードが無いとキャリーは出にくくなります。
2Hと5Wはトータル飛距離はおおよそ同等となっております。
ただ、ハイブリッドはフェアウェイウッドよりも重心が浅く、長さも短いことから、フェアウェイウッドよりもボールは上がりにくくキャリーよりもランが増える傾向にあります。
参考例)3H キャリー180ヤード ラン10ヤード トータル190ヤードの場合の目安
2H キャリー185ヤード ラン15ヤード トータル200ヤード
5W キャリー190ヤード ラン10ヤード トータル200ヤード
平均を取りますと上記のようなキャリーとランの比率になるケースが多いです。
あくまでもフィッティングをしている中では、ゴルファーのスイングスピードやスイング(入射角、インパクト時のフェースの向き)により、変化いたしますので、ご参考程度にお考えください。