こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。
9月4日発売の追加投入パター3機種の3本目は…
≪CADENCE TR Ketsch Mid≫【ケッチ ミッド】です。
≪Ketsch≫といえば、まだCADENCE TRとしてではなくKETSCHとして単体限定販売していた時、すでに勝利を挙げているモデルです。
※PING Twitterより。
そんな実績のある≪Ketsch≫のサイズダウンモデルが≪Ketsch Mid≫。昨日ご紹介した≪Piper T≫が日本限定で発売されることからもわかる通り、今回の≪Ketsch Mid≫のサイズ感は、日本のゴルファーにとってはとても相性が良く好まれるサイズ感だと思います。
Craz-e-rと比較すると、≪Ketsch Mid≫のサイズ感が良くわかりますね。
CADENCEシリーズはPING伝統の17-4SS鋳造+インサートフェースですが、Ketschシリーズは6061アルミの削り出し。TR溝もダイレクトに掘り込んでいます。
ですので、本体自体の比重はとても軽く、ソールプレート重量の重さがヘッド重量の多くを占めています。低く、そして深く。
このことから、コンパクトなサイズでも、大型マレットパターを凌駕する慣性モーメントを実現しています。プラスTR溝の効果で、ミスヒット時のバラつきの少なさは相当な物。バラつきが少ないという事は、カップインの確立も当然高くなります。
以前、海外でパター性能比較を某媒体が行っていました。そのテスト内容は、15、10、5フィートそれぞれのバラつき分布を比較するという物。Ketschパターは15フィートのバラつき度合は圧倒的に少なく、総合成績でも最も評価されていました。
その性能を引き継いでいる≪CADENCE TR Ketsch Mid≫。
中央のシンプルなサイトラインはフェースからテールエンドまで貫いています。そのラインをボールと同じ幅に2本のラインが挟んでデザインされており狙いどころに自然にセットアップを誘導してくれます。
ソールプレートの重さは2種類。350gと375gのヘッド重量を用意。スイングリズムやロングパット、ショートパットの得手不得手によってお選びいただけます。また、ストロークタイプに合わせ、フェースバランス以外の仕様でもオーダー可能です。
本体価格:38,500円(税抜)。高いですか?安いですか?
ドライバーには今までどのくらい投資されましたか?
パターは多くの場合コースで最も使用頻度の高いクラブ。素材や製法、そして性能がもたらす結果…。大きなリターンを見込める価値ある投資だと思いませんか?
その精緻な造りこみと仕上げは、大事に永く付き合っていきたと思わせる雰囲気に溢れています。そしてPINGパターとしての使命…
・高確率でカップインするパター
・3パットを撲滅させる性能
は、≪CADENCE TR Ketsch Mid≫も歴代のパター同様、歴史が証明してくれることでしょう。
≪CADENCE TR Ketsch Mid≫の試打、フィッティングはこちらから。