材料は揃っております。≪飛距離が落ちてきたゴルファーへ≫

こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。

先週のUS男子ツアーはPING独占だった訳ですが、”筋骨隆々の海外勢の話で、還暦を過ぎた私には到底使える道具な訳が無い…”なんてシニアゴルファーの方々。そんな心配は無用なのでございます…

PINGはフィッティングメーカーです。

フィッティング。その人のポテンシャルを最大限に引き出すスペックを提案させていただきます。

先日のUS PGA、シニア、WEB.COMそれぞれで勝利したのPING契約選手。全員G30ドライバーを使っていました。今回は皆、ノーマルG30。

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もちろんシャフト種、長さ、グリップサイズ、三者三様です。

バッバ・ワトソン選手は先端がスチール製のBi-MatrixのXを、0.5インチチップカット。44.5インチで、グリップはPINGオリジナルグリップのGOLDサイズ。かなり太いです。その元々太いクリップの内巻をさらに、左手部分12回、右手部分10回追加しています。(レフティなので右打ちの人は逆でイメージしてください。)もう、250ccのドリンク缶を握っているような太さ!

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更にそれを10度オープンに挿しています。”常識”なんて通用しませんね。

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ジェフ・マガート選手はTOUR65シャフトのX。日本市場でも展開している標準純正シャフトを使用。グリップはPINGオリジナルグリップのGOLDサイズ。シャフト硬度以外はほぼ私と同スペック!なんだかうれしいなぁ…。

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私の事はさておいて、PINGは重い、硬い、ハードっぽい…なんてお思いになっていらっしゃるシニアゴルファーの方々、結構多いのでは?

確かに純正シャフトもしっかりした物が多いかもしれませんが、その他バリエーションも充実していますのでご安心ください。

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スイングスピードも、飛距離がどんどん落ちてしまって…というシニアゴルファーの方にとって、まず一番大事なのが打出しの角度です。ある程度ボール初速の速いゴルファーにとってはスピン量は飛距離に大きく影響しますが、ヘッドもボールも低スピン化が進んだ昨今、もっとも飛ぶ打出し角になるロフトを選ぶべきです。9度、9.5度にこだわりすぎても何のメリットもありません。12度を小馬鹿にするゴルファーなんて鼻で笑ってやりましょう!

G30は、ノーマルタイプ10.5度を1度寝かせて11.5度で使用したり、それでも打出しが低いようならSF-Tec12度を13度にして使う事が可能です。最近のヘッドやボールは、ちょっと高いかなぁ…くらいの弾道のほうがかえって飛びます。

そしてシャフトは、標準TFC390のRでもちょっと振り切れない方にオススメなのがLT50 のR2シャフト。捕まえやすく上げやすいシャフト特性を活かし、重心距離のしっかりあるG30ヘッドのポテンシャルを引き出してぶっ飛ばしてください!

他にもセミカスタムのNS PRO Regio Formula TYPE55のR2あたりもオススメです。

ドライバーを飛ばすクラブスペックとしては2つのパターンがあります。ザックリ言いますと、”軽く長くくする事でヘッドスピードを上げるパターン”と、”重いものをぶつけることでボール初速を上げるパターン”があります。

PINGはご存じ”重ヘッド”がメイン。”重ヘッド”の効果でボール初速が上がると同時にミスヒットにも強いというメリットもあります。

実際、過度なスペック設定でなければ、重ヘッドを使う事でヘッドスピード自体は落ちるかもしれません。しかしボール初速はUpしていれば結果飛びます。G30を試打の際はヘッドスピードだけでなく、”ボール初速”も重要な比較要項ですのでお忘れなく!

PINGのゴルフクラブはすべてのゴルファーにベストを提供出来ます。

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フィッティングをゴルフをとことん楽しみましょう!
ではまた明日。