『ANSER』パターは、むずかしい!? ①

こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。

Bubba Watson優勝!! 今日は久々に寝ずにマスターズ中継に見入ってしまいました。(今回のマスターズでは現行シリーズのMilled ANSER 1を使用。)

マスターズの話題はまた後日という事で、前回に引き続き『ANSER Putter』の話を・・・。
数限りない歴史や逸話は、私より数倍詳しい方々のサイトや文献にお任せし、今回は『ANSER』パターの性能について少し触れていこうと思います。

まず、一番お伝えしたい事は・・・

『ANSER Putter』=やさしさ盛り沢山のパター

という事です。
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今、世の中に出回っているパターの種類といったら星の数ほどありますが、現在ほどバリエーションがなかった時代はいわゆる『L字型パター』『T字型パター』といったパター形状が主流でした。

これらのパターの共通項は”ミスヒットに弱い”という事。
これは良し悪しではなく、設計上の特徴としてです。

43才で初めてゴルフをした創業者カーステン・ソルハイムさん。それらの芯の狭いパターではどうも良い結果が出なかったようです。そこで”練習して克服するぞ~!”ではなく、生粋のエンジニア魂に火がついてしまったのでしょうか『ミスに強いパターを作っちゃお!』って方向にエネルギーを注いだわけです。で、作っちゃったのが・・・

『1-A』(1959年)発表。
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数々の試行錯誤の経て・・・
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カーステンさんはどんな音楽を聴いていたのでしょうか・・・。
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『ANSER』(1969年)発表。

ツアープレーヤーもこぞって使用し次々と勝利!!!
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世界的な大ブームが起こりました。

昨今ではピンタイプのパターは”むずかしい”位置づけにされてる感が否めませんが、こうして生い立ちを振り返ると確実にやさしいパター。もちろんやさしさの定義は人それぞれではありますが、”ピンタイプのパター”、もう一度見つめなおしてみませんか?

次回はANSERのどんなところがやさしさのポイントなのか、もう少し掘り下げてみたいと思います。

karsten&Anser