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第1回
距離感の合わせかた

距離感を出すための基本は、常に芯で打つこと

 距離感を出すには、常に芯に当ることが重要になります。パターヘッドの芯とボールの芯をきっちり当てましょう。

 パターヘッドの芯は通常フェースの真ん中にあります。ヘッド近くのシャフトを持ち、ボールをはずませてみてください。気持ち良くはずむ部分が芯です。逆に芯でないところでは、あまりはずんでくれません。またボールの芯は、ボールを地球に見立てて言うと赤道部分になります。

 距離感は振り幅で決まりますが、同じ振り幅でも一般的なパターヘッドの場合、芯に当たっているか当たってないかで距離は異なります。ですので、まずは芯で打つことが重要になるのです。

 また、芯を少しはずしても転がる距離が変わりにくいパターを使用するのもオススメ。ピンの「TR溝」を搭載したパターなら、芯を外した時に起こる飛距離ののバラツキを抑えてくれます。

芯に当たると気持ち良くボールがはずむ

フェースの端など芯でないところではあまりはずまない

アドレス時のボールの位置は、目からおでこまでの真下に

 常に芯に当てるためには、アドレス時のボールの位置がポイントになります。ただ、多くのゴルファーがなんとなく打ちやすそうだと思って適当に置いているんですよね。

 杉村さんの場合も、ボールの位置が目の真下よりも体側にありました。手元が窮屈になってしまった影響でヘッドを外側に上げてしまっており、正確に芯で打つことができていませんでした。

 スムーズに腕を振りやすいボールの位置は目からおでこの真下までとなります。さらに手の位置は肩の真下が正解。スムーズにストロークしやすくなりリズムも一定するので芯に当たりやすくなります。

レッスンを受ける前の杉村さんは、ボールが目の真下より体側にあった

レッスンを受ける前の杉村さんは、ヘッドが外側に上がっていた

手の位置が肩の真下より体側にあると、ヘッドが外側に上がりやすくなりぎこちないストロークに

手の位置が肩の真下にあると、スムーズにストロークがしやすくなり、距離感が出しやすくなる

3パット撲滅の武器を紹介

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中井学プロ

解説/中井 学プロ

1972年生まれのプロゴルファー。14歳でゴルフを始め、高校時代には日本ジュニア出場などの実績がある。卒業後に渡米すると、さまざまな理論を学ぶ中から独自の理論を構築。現在は多くのプロ、アマを指導するとともに、雑誌・テレビ・Webなどでもレッスン、トーナメント解説などで活躍中。

杉村和哉さん

アマチュア/杉村 和哉さん

100切りを目指すアベレージゴルファー。

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