距離感を合わせやすい!
渋野のパター精度が向上
プレー中の真剣な眼差しから一転、満面の笑みとともに優勝トロフィーを大きく掲げた渋野日向子。今年20歳、プロ1年目のルーキーながら、ツアー初勝利をメジャー制覇で飾り、さらに同大会最年少優勝という快挙まで成し遂げた。そんな渋野は、まさに今が絶好調。パーオンしたホールの平均パット数は1位を独走、さらに1ラウンドあたりの平均パット数は2位にランキングされている(いずれも5月19日時点でのデータ)。
これらの明らかに精度の高いパッティングを可能したのは、今季から愛用しているPING〈シグマ2〉パターの後ろ盾があったからにほかならない。なぜなら渋野は、もともとパッテイングが上手い選手かといえばそうでもないからだ。
QT40位で今季の出場権をどうにか得たが、実は肝心のパッティングがイメージどおりにならず、オフの間は悩む日々が続いていた。そんな時にPINGから手渡されたのが、この〈シグマ2〉だった。手にした途端、不安が一気に解消され、強気のパッティングで周囲を驚愕させる渋野独自のスタイルが完成。そしてメジャー制覇。
「私はやわらかい打感が好きなので、〈シグマ2〉のアンサーに変えたんです。すると、フィーリングが徐々にマッチして、優勝した試合では自分の思ったところに打つことができ、スコアメイクできました」と、渋野は印象を語った。
ところで〈シグマ2〉パターは、 何がそんなにいいのか。その最たるものが、こだわりの“打音”だ。 打感はあくまでソフトを追求しながら、ボールを打ち出すしっかりとした打音があるため、距離感がつかみやすくなった。ここ一番のパッティングを確実に決めた渋野は、こうしたイメージどおりの距離感が身についた賜物といえる。
また、大好評なPING独自のTR溝も健在。スイートエリアを多少外してもボールの転がりが安定するので、アマチュアゴルファーも安心してパッティングできる。
- ソフトな打感なのに
しっかりとした打音 - 〈シグマ2〉は打音に注目。一般的に打感がやわらかいパターは打音が小さく、距離感を合わせるのが難しいといわれているが、〈シグマ2〉はソフトな打感でありながら打音がしっかり出るので、特にロングパットにおいてイメージどおりの距離で狙える。
1心地良い打感を追求したソフトPEBAX(ペバックス)を採用。ショートパットにおいて、繊細なタッチでカップを狙える
2硬質なハードPEBAXを採用することで、しっかりとした打感と打音を追求。ロングパットで距離感を合わせやすい
- 安定した転がりを実現
TR溝で3パットを撲滅 - スイートエリアの中央部が最も深く、周辺部に向かって浅くなるPING独自のTR溝を搭載。これにより、オフセンターヒットによるミスをしてもボールが転がる距離が安定するため、カップまでしっかり届く。3パットを抑制し、確実にスコアアップにつなげる、PINGならではの機能だ。
- ●ヘッド重量/350~370グラム(ヘッドタイプにより異なる)●価格/[長さ調整機能付き] 3万1000円~+税、[長さ調整機能なし] 2万8000円~+税
また、シャフトの長さを自由に調整できる機能を搭載しているので、それぞれのゴルファーに最適な長さにカスタマイズできる。こうした打音の追求、ミスパットの撲滅、シャフトの長さ調節といったPING独自の機能が三位一体となり、それを具現化したのが、この〈シグマ2〉である。ヘッド形状は全10タイプ。渋野が愛用するアンサーのほかにもフェッチ、ヴァラーも勝利を収めた。
ところで〈シグマ2〉の打音は、人によって感じ方が違うらしい。PINGは「トゥん」と表現したが、渋野には「ぽんっ」と聞こえた。みなさんにはどう聞こえるのか、実際に試打して打音やソフトな打感を確かめてほしい。もちろん、試打する時はシャフトの長さを調整するのをお忘れなく。
- 長さ調整機能付きか?
任意の長さかを選べる - 付属の専用レンチをグリップエンドに挿せば、32〜36インチの間でシャフトの長さを自由に調整できる長さ調整機能付きも選択可能。プロのように自分に合った長さが分かる人は、任意の長さでオーダーが可能。自分の最適な長さにして、スコアアップを目指そう。(右記参照)(下記参照)