こんにちは。
ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。
今日はPING CADENCE TR PUTTER モデル紹介 第6弾。
≪SHEA H≫”シェイH”のご紹介です。
今回も名前の由来を調べてみたところなかなか面白い情報を入手しました。
SHEA(シェイ)を辞書で引くと”シアバターの木”のような訳が出てきます。オーガニック系スキンケア商品などによく使われている原材料ですよね。これはSHEAパターとはまったく関係ありません。
そこで、今回もアリゾナ、フェニックスで生まれ育った社員に聞いてみました。
彼も即座には答えを知らなかったのですが、色々と調べてくれました。すると…
1976年にイギリス出身の農業に携わる”ジェームス・シェイ”という人物が、アリゾナ州フェニックスにて農地用の水路を整備し、その記念として通りの名称や、学校名などに”SHEA”が使われているとの事でした。地元ではかなり馴染みのある名前との事。地図にもしっかり載っていました。PINGパターには地元由来の地名をモデル名にしているパターもいくつか存在しています。
※Google Mapより転載
空が大きくてアリゾナらしい景色ですね。また行きたいなぁ…。
一昔前まではマレット形状の名前は大体”PIPER・パイパー”だったのですが”Scottsdaleシリーズ”から”SHEA”が使われています。なぜ変わったのかまではわかりませんでした。ごめんなさい…。
さて、PING CADENCE TR PUTTER ≪SHEA H≫。”H”はヒールネックの”H”。≪SHEA H≫はご覧の通り”L字マレットパター”です。
PINGに限らず、名器も存在するファンの多い形状ですよね。L字マレット以外使わない。なんてゴルファーも多いのではないのでしょうか。近年では、某人気プロが同形状のパターを使用して人気に火が付いた記憶があります。流行で買ってはみたものの、合わない人も多かったようですが…。
PINGのストロークタイプではアークタイプのカテゴリーに属しますが、どんな持ち味があるのでしょう。来週火曜日に続きをお送りします。良い一日を!