STROKE FITTING

皆さん、こんにちは。フィッティングスペシャリストの藤原です。

最近はゴルフショップでのフィッティングイベントをメインに活動しておりますが、外気と室内の温度差に体調を崩しがちです。皆さんも体調に気をつけてくださいね。

さて、今回のテーマはストロークにあったパター。

マレット派に衝撃的な内容かもしれません。
特に大型マレットをお使いで、現在パターが絶好調という方はこの先は見ないでください。

 

ここ15年ぐらいでしょうか。中型~大型タイプのマレット形状のパターが女子プロの活躍などで人気となり、現在ではかなりの割合でゴルファーが使用しています。

大型マレットパターは慣性モーメントが高く、ミスヒットに強い。その上アライメントも取りやすい分、方向性も抜群ですね。

実際にゴルファーには多大な恩恵があることはいうまでもありません。

ただ、私が前々から懸念している点が1点。

それは巷に出回っているマレットタイプのほとんどがフェースバランスといって、ストレート軌道(フェースの開閉が少なく、まっすぐ引いて、まっすぐだす)で球を転がすことにより、ストロークの再現性が向上するモデルであるということです。

(写真下)パターのシャフト部分を両人差し指の上に乗せた時にフェースが上を向くタイプはフェースバランスパター

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非常に残念なことですが、我々がフィッティングをした統計結果ではゴルファーのストロークは約15%がストレート、約70%はセミアーク、そして、フェースを強めに開閉させるアークが約15%の割合となりました。

実際にフェースバランスパターが合う方は約15%程度しかいないということです。

(写真下)パターのシャフト部分を両人差し指の上に乗せた時にフェースがななめ45度~60上を向くタイプのヒール・トゥ・バランスパターはセミアークのストロークをする方向き

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パッティングの場合、ターゲットに対して、正確に転がすことが重要です。
そのためには、ストロークの再現性を高めることです。

フェースバランスのパターをセミアーク軌道でストロークすると、引っかけなどもミスも誘発します。

 

パッティングは難しいですよ。
正確に転がすこと、グリーンの傾斜、芝目、風を読むこと、ラインとタッチを合わせること。

いっぱいやることがありますので、打ち方は考えないパターを選びましょう!

追記)ピンゴルフでは、マレット型でもセミアーク・アーク向きのパターは多数ご用意しております。マレット=フェースバランスとは限りません。