どうもこんにちは!フィッティングスペシャリストのフジワラです。
今回はカラーコードシステムについての秘密について、少し難しいクイズから出題します。
Q.上部の図のA・B・CのクラブはすべてカラーコードBLACKの7アイアンです。
しかしながらA・B・Cのクラブのライ角はAが63度、Bが62.25度、Cが61.5度です。
さて、何故ライ角度が違うのに、すべてカラーコードBLACKなのでしょうか?
A.答えはA・B・Cのクラブの長さがすべて異なるからです。Aは-1/2インチ、Bは標準の長さ、Cは+1/2インチの長さとなっています。
ピンの考えでは長さを0.5インチずつ長くする、もしくは短くした場合にライ角は0.75度ずつ、フラットにする、もしくはアップライトに調整をするとスイングにぴったりと合うという結論から、このようなシステムを採用しています。要はオーダー時に指定した長さに合わせてライ角を調整をしています。仮に皆さんがフィッティングを受けて、カラーコードがBLACKが適正であった場合はどの長さでオーダーしてもBLACKで合うようにピン側で自動で調整をしているのです。創業者カーステンの愛ですね。
では、仮に皆さんがライ角がぴったり合うカラーコードBLACKのクラブを自身で工房などでシャフトカットした場合は、、、。短くした分だけアップライトに調整をしないとライ角が合わなくなりますので注意ですよ!※逆に言えば、合わないライ角使っている方は長さを変えることで合うようになる可能性もありますが、、。
1点補足させていただきますと、パターのカラーコードは長さが何インチであっても、ライ角は同じです。パターのBLACKのカラーコードは70度で、どの長さでオーダーしてもBLACKは70度です。