こんにちは。現在、北京で開催されている世界陸上2015。盛り上がってますね~!
特にサニブラウン選手。ボルト、ガトリンと並び、一躍世界の注目の的です。彼はまだ16才。これからどんな未来が待ち受けているかと~っても楽しみな、フィッティングスペシャリストのアキモトです。
サニブラウン選手。
ブラウン… PING…ブラウン…PING…Brown…Orange…Purple…
”カラーコードチャート”が~~~
キタ~~~~~っ!!!
失礼しました。
”PING”=≪Coler Code≫
といってもいいくらいにPINGにとって必要不可欠なチャートです。 このBLOGをご覧いただいている方々は、上から下まで全色見ないでも言えるかもしれませんが、知らない方のためにどんなチャートなのかを簡単に…
身長と腕の長さから、最適な長さとライ角の目安を導き出す(フィッティングのスタート地点)を決めるチャートです。計測方法にはポイントがいくつかあり、自分で測るとけっこう違った結果になる方もいるので、やっぱりフィッターに測ってもらうのが一番安心かもしれません。
≪Coler Code≫ は、PING創業者カーステン・ソルハイムが、蓄積した多くのゴルファーデータから構築したチャート表です。
カラーコードは一段階が0.75°。 BLACKが日本での基準ライ角で、アップライト方向に最大4.5度、フラット方向に最大3.75度、全12段階(8.25度)で指定オーダーできます。(※モデルにより制限有り)
よく、カラーコード別のヘッドがそれぞれ用意してあるんですか?という質問をいただきますが、元は一つのヘッド。PING独自の調整方法で曲げられるように設計されています。
素材は17-4ステンレスや431ステンレスを使用していますが、特殊な熱処理を施すことで、強度を保ちつつ粘りのある調整可能な硬度に仕上げられていますので幅広いライ角に調整できます。調整はご購入後も可能です。(※例外もあり)
ライ角が適正でないと…
・意図する方向に飛ばない→なんとか飛ばそうとする→おかしなスイングになる。
・芯に当たらない→当てようとする→おかしなスイングになる。
・ミスが出やすい→スイングが定まらない→悩む→おかしなスイングになる。
極端かもしれませんが、こんな状況に陥る可能性を否定はできません。
ショップに行くと、各メーカーから様々な特徴、素晴らしい性能を持ったアイアンが 所狭しと陳列されていていますが、どんなに高性能なモデルを手に入れてもサイズがあっていなければ性能を引き出すところかスイングへ悪影響を及ぼしかねません。
車を運転するとき、最適なシートポジションに調整するように、アイアンも最適なサイズ、ライ角に調整することで性能を100%引き出す準備が整うのです。
フィッティングしていてライ角について上がってくるご質問、要望について少々。
Q1, スイング改造中なんだけど、ライ角はどうしたらいいかな?
A, 身体測定で推奨するサイズ、ライ角を使用してスイングを構築しましょう。
Q2, なんとなく球が引っかかる気がするんだけど1段階フラットにしてよ。
A, 引っかかるのはライ角が原因なのかをしっかり検証してから調整しましょう。
Q3, フィッティング結果のライ角だと、アドレスした時、ソールが地面にピタッと付かないからフラットにしたいんだけど。
A, 思いのほか多いこの質問。一番需要な”インパクト時のライ角”と、実際の弾道を基に決定することをお勧めします。
これは、フィッティング時に出てくるご質問のほんの一部です。
確信を持てるサイズ、ライ角を持っていらっしゃらない方や、決められない方、これからゴルフを始められる方などは、現在の傾向、希望をフィッターとよく話し合いながら最適なサイズ、カラーコードを決定しゴルフを120%楽しみましょう~!
サニブラウン選手がもしPINGアイアンを使ったとしたら…
身長からは+1/2インチのSilverかWhiteくらいになりそうだけど、手も長そうなので+1/4インチのGreenくらいに納まりそうな気がするなぁ…
では、また来週~!