PING CADENCE TR PUTTER モデル紹介② ≪B65≫

こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。

好評発売中の≪CADENCE TR PUTTER≫。
本日は≪B65≫のご紹介です。カタログ等で確認できる情報とは違った角度からの魅力をお伝えいたします。
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≪B65≫の前にまず、≪B60≫といえばピンファンにとって定番中の定番ですよね。歴代のシリーズにもほとんど言っていいほど採用されている形状で、PING以外でも似たような形状がいくつか発売されていますね。それだけパターとして優れた形状という事が伺えます。
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≪B60≫最大の特徴は、やはりバックフランジの形状。上から見るとアルファベットの”B”形状。当然、性能を探求する上で出来上がった形状なのですが、”ハートマークからヒントを得た!?”なんて話をどこかで聞いた事があります。本当だとしたら、ちょっと素敵ですね。最愛の人への贈り物にいかがでしょう!?

 

≪B60≫と≪B65≫はどこが違うのでしょうか…?古いモデル年表を見直してみると、末尾の数字が関係していることがわかりました。数字末尾やモデル名に”5”が含まれるモデルは”フェースバランス”のモデル。ちなみに”G5” Series Putterの5は、シリーズ名なのですべてフェースバランスという訳ではありません。KARSTEN SeriesにもANSER 5というモデルがありますが、こちらもロングネックでフェースバランスのもモデルです。

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≪B65≫はフェースバランス。こうしてみるとシャフトの延長線上と重心が交わりますね。ストローク中のフェース開閉が少なめなプレーヤーとの相性がいいパターです。

 

・上から
→Bの形です。ANSER 2よりもやや奥行があり、フェース幅は短くなっています。オフセットもシャフト半分程度とANSERより少なめ。日ごろベントシャフトの小ぶりなマレット等を使っている方は移行しやすいでしょう。
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・フェース側から
→ANSER 2とは逆に上部の幅が広くデザインされていますが、バックフランジが低く長いので重心の高さはさほど変わりません。クランクネックタイプのパターは比較的高重心になり、芯でしっかりヒットできるゴルファーは限られますが、そこはTR溝がありますので心配ご無用。打点を気に掛ける必要が無い分、距離と方向に集中できます。
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・バックフェース側から
→ANSER 2と同様、キャビティ部分に大きなPINGロゴがあります。シンプルな1サイトラインのアライメントデザインです。フランジが曲線構成なので、神経質になり過ぎずリラックスしたセットアップへ導いてくれます。
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・トゥ側から
→美しい曲線構成でPINGパターの代名詞”トゥヒールバランス”を実現しています。よく、OKボールをパターでピックアップできるパターがいいんだけど…なんてお客様もいらっしゃいますが、拾い上げやすさランキングがあるとしたら間違いなく上位に食い込む事でしょう。
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・ヒール側から
→実際のフェース長はANSER 2より短いのですが、上辺の水平部分が長いデザインですので、方向どりの不安感はありません。パター後方への滑らかな傾斜が、流れるようなストロークイメージを引き出してくれます。
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・ソール面
→ブラックPVD仕上げの精悍なソール面で、ボールマークをクールに直しましょう。
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≪CADENCE TR PUTTER B65≫は、こんな人にもオススメです!

・なるべく開閉の少ないストロークをしたい。
・フェースバランスを使いたいがベントシャフトは苦手。
・B60を使っているがプッシュが多い。
・ボールは真ん中で構えたい。
・≪B65≫で65を叩きだしたい。(ハーフではありませんよ…!?)

 

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