1959年に創業者カーステン・ソルハイムにより設立されたPING。その⻑い歴史の中には、数々の出来事がありました。
PINGトリビア!では知られざるPINGに関するトピックスをクイズ形式でご紹介!今回はゴールドパター編 Part2です。
1959年に創業者カーステン・ソルハイムにより設立されたPING。その⻑い歴史の中には、数々の出来事がありました。
PINGトリビア!では知られざるPINGに関するトピックスをクイズ形式でご紹介!今回はゴールドパター編 Part2です。
1959年に創業者カーステン・ソルハイムにより設立されたPING。その⻑い歴史の中には、数々の出来事がありました。PINGトリビア!では知られざるPINGに関するトピックスをクイズ形式でご紹介!今回はゴールドパター編 Part2です。
43才で初めてゴルフをしたと言われる創業者カーステン・ソルハイム。当時主流だったいわゆる"L字型"パターや"T字型"パターはミスヒットに弱く難し過ぎました。そこで、生粋のエンジニアだったカーステンが、ミスヒットに強いパターを作ろうとして生まれたのが1959年に作られた「1-A」でした。ヘッドのトゥとヒールに重量を配分することで、スイートエリアを大きくしたのです。
そして1966年には名機「ANSER」パターを発表。周辺重量配分でミスに強いだけでなくしっかりと転がり、PING独自のクランクネックによりゴルファーの手がボールの前に来るように設計されており方向性が出しやすくなっています。1969年、マスターズで勝利を飾ると、当時のツアープロたちに絶大な人気を誇るようになります。発売から50年経った今でもトッププロやアマチュアから愛され続けており、男子選手の最多勝利モデルとなっています。
近年ではこのモデルを使用して、ルイ・ウェストヘーゼン選手が2010年の「全英オープン」で勝利。さらに2012年、2014年にはバッバ・ワトソン選手が「マスターズ」を制しました。
このように長年ゴルフ界の歴史を作ってきた「ANSER」は、少しずつ形の変更を行っています。現在発売中のモデルはPING独自の最新テクノロジーを搭載しており、よりストロークがしやすくミスを最小限に抑えてくれます。アマチュアゴルファーの3パットの撲滅に寄与するために「ミスヒットに強いパター」は誕生後半世紀を経た今も進化を続けているのです。
なお、女子の選手で人気が高かった「B60」はセミマレット形状でミスに強いだけでなく、丸みを帯びた美しい形状でLPGAツアーの名選手を魅了した一本でした。
2016年9月9日、トーナメント優勝者のゴールドパターが保管されている「GOLD PUTTER VAULT」の名を冠した「VAULT PUTTER(ヴォルトパター)」が登場しました。最高品質の削りだしパターですでに多くのプロが使用中。
発売直後となる2016年9月11日、国内メジャーの「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でこの「VAULT PUTTER」がワンツーフィニッシュ。半世紀以上の輝かしい歴史を持つPINGパターに、新たな伝説が生まれようとしています。
日本女子プロゴルフ選手権優勝 鈴木愛選手使用パター
PING VAULTアンサー 2
(プラチナム仕上げ)
(鈴木愛選手コメント)
「見た目のきれいさと何と言っても打感の良さでスイッチしました。使い始めてから TOP10、優勝争いにも入り込め、調子を上げてきました。今回もそんな良さが、自分のゴルフにぴったり合いました」
日本女子プロゴルフ選手権2位タイ 大山志保選手使用パター
PING VAULTオスロ
(スレート仕上げ)
(大山志保選手コメント)
「とにかく打った時の音がすごく良いんです。このパターは直進性が高いので、ショートパットでの安定感が抜群でとても気に入っています」
世界各地のツアーで、PINGのパターを使用して優勝した選手には、契約を問わず優勝時に使用したパターと同モデルのゴールドパターを2本製作。1本は優勝者に、もう1本は米・アリゾナ州フェニックスにあるPING本社の「GOLD PUTTER VAULT」と呼ばれる倉庫に保管されます。
PING創業者カーステン・ソルハイム氏の「トーナメントの優勝者に対し記念に残るプレゼントを贈りたい」という感謝の気持ちから、1960年代に始まった慣習です。