PING定番ウェッジの第3世代として2019年9月に発売されたGLIDE 3.0ウェッジは、早速ツアープロからも高評価を得て大きな信頼を集めている。
考えてみると、ウェッジはゴルフクラブの中でも特殊なギアであると言える。
基本的にドライバーはティーショットで遠くまで飛ばすためのクラブだし、アイアンは正確にターゲットを狙う時に使う。
そして、パターはボールを転がしてカップに入れることを目的とする。
それではウェッジはどうだろうか?
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ある時は100ヤード前後からピンを狙い、ある時はグリーン周りからのアプローチ、またある時はバンカーショット―。
非常に多様な用途があり、スコアメイクしたいゴルファーのあらゆる要求に応える必要があるクラブであることが分かる。
言い換えれば、状況に応じていろいろな球を打ち分けることを求められるのがウェッジだ。
その"打ち分け"の際に重要となるのがソールの形状。
スイングタイプや求めるプレーに対して、自分に合ったソール形状を選ぶことがスコアメイクのカギとなる。
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こうしたニーズに対応するため、「GLIDE 3.0」ウェッジには次の4つのソールタイプがラインアップされている。
ロフトバリエーションが豊富で、様々なライからでも対応可能なSS(スタンダードソール)。1982年に発売された一番最初の"PING EYE 2"形状を再現し、バンカーから楽に脱出できるEYE 2(アイ2ソール)。トゥ側とソール中央部が幅広で寛容性に優れたWS(ワイドソール)。そして、シリーズの中では最もソール幅が狭くフェースの開閉に適したTS(シンソール)。
当然ここで気になるのは、果たしてこの中からどれを選べば良いのかということだろう。
そこで、PINGのクラブ開発担当に各タイプがどのようなゴルファーにマッチするのかを聞いてみた。
PING’s Advice

どんなタイプにも合う万能ウェッジ
様々な状況から楽に打つことが可能な万人向けのソールです。アイアンのイメージの流れで打てるので、あらゆるタイプのゴルファーにオススメです。
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バンカーショットで効果てきめん
砂の抵抗を受けにくい"テーパーホーゼル"と、砂に潜りすぎない独自の"スクープソール形状"を初代PING EYE2より継承したソールです。バンカーが苦手な方にオススメです。
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ウェッジにもやさしさを求めるならコレ
ダフりやすい方や、オートマチックにウェッジを使いたい方に最適です。名前の通り、4タイプの中でソールが最も広いのでよく滑ります。さらに一番寛容性に優れているため、アプローチが苦手な方にもオススメです。
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バウンスが効いて操作性も抜群
フェースを開閉するなどテクニックを駆使したい方にはこのTSがマッチするでしょう。ソール幅は狭いですが、適度にバウンスが効くので、グリーン周りにおいて要求されるショットも可能にします。
どのソールタイプがあなたに適しているかがイメージいただけただろうか。ソールが決めきれなかったり、クラブの性能を最大限に発揮させたい場合には、自身にピッタリ合ったスペック選びをすることが大切だ。
そこでオススメしたいのが"PINGフィッティング"。
PING公認フィッターがあなたの体格やスイングをチェックし、ソール形状だけでなく、クラブ選びに重要なライ角、シャフトの種類や長さ、グリップなどを導き出してくれる。
ぜひPINGフィッティングを受けて、ベストマッチの「GLIDE 3.0」ウェッジを見つけてみよう。
- 「GLIDE 3.0」ウェッジを試打!
あなたにピッタリのソールはどれ?