欧州女子ツアーを代表する実力者がついに初のメジャータイトルを獲得しました。海外女子メジャー「U.S. Women’s Open presented by Ally」の最終日、2位に1打差の単独首位からスタートしたPING契約のマーヤ・スターク選手は3バーディ・3ボギーの「72」でラウンド。後続との差を2打に広げ、メジャー初優勝を果たしました。今大会は女子ゴルフのトーナメントで史上最高額となる賞金総額1200万ドルがかけられており、優勝したスターク選手は賞金240万ドルを獲得しました。
「U.S. Women’s Open presented by Ally」はUSGAが主催するメジャー競技で、長いラフや硬く速いグリーンなど、開催コースをタフなコンディションに仕上げる“世界一過酷なトーナメント”として知られています。そこで優勝した選手は、世界最強女子プロゴルファーの称号が与えられます。
スターク選手は、1999年生まれの25歳でスウェーデン出身のプロゴルファーです。2022年から米国女子ツアーを主戦場としており、今回の優勝を含めて2勝をマーク。欧州女子ツアーでも6勝の実績を持っています。今季はここまで5位タイが最高位で、予選落ちが3回と苦戦が続いていましたが、「U.S. Women’s Open presented by Ally」では4日間安定したプレーで初の栄冠を掴みました。スターク選手の今後のさらなる活躍に期待です。
ドライバー | G430 MAX 10K(9度) |
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フェアウェイウッド | G430 MAX(#3) |
ハイブリッド | G430(22度) |
アイアン | BLUEPRINT S(#4-#9、PW) |
ウェッジ | s159(50度/S、54度/S) |
パター | PING PUTTER ANSER 2 |
今大会におけるスターク選手のプレーで光っていたのは正確無比なティショットです。『G430 MAX 10K ドライバー』を使用し、54ホール中42ホールでフェアウェイをとらえ、タフなセッティングの難コースを攻略してみせました。
『G430 MAX 10K ドライバー』はPING史上最高となる慣性モーメントを実現したモデルです。その数値は「10,000g・㎠」を超えており(※PING調べ)、モデル名の「10K」は慣性モーメントの数値を表しています。高MOIに仕上げることで圧倒的な方向安定性が得られることはもちろん、「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」による低重心化や極薄に仕上げたフェース構造などによって、飛距離性能も高いレベルになっています。飛距離と方向性を高い次元で両立する上で大きなメリットのあるモデルなのです。
今大会の舞台となったエリン・ヒルズゴルフクラブはうねるような地形に作られたコースで、フェアウェイには大きな起伏が付けられています。フェアウェイの幅こそ広いですが、ピンを狙いやすいベストなライにボールを残すには、ティーショットの方向性の高さが必要不可欠。『G430 MAX 10K ドライバー』のブレない強弾道はコースを攻略する上で大きな武器となったことは間違いありません。
スターク選手は『BLUEPRINT S』を愛用しています。女子選手としては珍しい4番からPWまで7本のアイアンを入れるセッティングで、シャフトは純正の『PING AWT 2.0(S)』を装着しています(※現行品、国内仕様『PING AWT3.0 LITE』についてはこちら)。
『BLUEPRINT S』はスコア向上を目指すゴルファーが求める操作性と寛容性を両立したアイアンです。軟鉄鍛造製法によってシャープでコンパクトな美しい顔に仕上げつつ、インパクトではクリアで心地良い打感を得ることができます。また、新設計の溝「マイクロマックス・グルーヴ」によって最適スピンのボールが打ちやすくなっており、正確な飛距離コントロールが可能となっています。また、5番より上のロング番手ではPING独自の「CTP(カスタム・チューニング・ポート)」を内蔵する設計になっていることも特長的です。一般的に扱いが難しいとされるロング番手も『BLUEPRINT S』なら高く正確なショットを打つことができます。
今大会においてスターク選手は『BLUEPRINT S』を使った切れ味鋭いショットで幾度となくバーディチャンスを作りました。勝負のサンデーバックナインでも11番パー4ではディボット跡から残り3メートルに付けてバーディ。14番パー5では203ヤードのセカンドショットをアイアンで打ち、2オンに成功。2つのバーディでトータル9アンダーまでスコアを伸ばし、後続を引き離したことで勝負を決定付けました。
PING契約のミゲル・A・ヒメネス選手が、2025年5月30日~6月1日に開催された米国PGAツアーチャンピオンズ「プリンシパル・チャリティー・クラシック」(ワコンダ・クラブ)において、プレーオフを制し優勝を果たしました。
ヒメネス選手は、「飛び重心」設計でさらなる強弾道へと進化した『G440 LST ドライバー』を武器に、最終日の最終ホール(Par4/311ヤード)で1オンに成功。2パットでバーディを奪い、通算17アンダーで他2選手と並び、プレーオフに突入しました。プレーオフ1ホール目では約4フィートのバーディパットを沈め、劇的な勝利を飾りました。
この勝利でヒメネス選手は今季3勝目、PGAツアーチャンピオンズでの通算16勝目を達成。2025年シーズンの賞金ランキングでも首位に立っています。
PINGは今後も、世界中で活躍する選手たちを、革新的なテクノロジーと最適なフィッティングで支え続けます。
ドライバー | G440 LST(9度) |
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フェアウェイウッド | G440 MAX(#3、#5)、G430 MAX(#7) |
アイアン | BLUEPRINT S(#4-9、PW) |
ウェッジ | s159(52度/S、60度/S) |
パター | SIGMA2 KUSHIN C |