こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。
リペアー(修理)部署に立ち寄ったら面白いクラブを発見しました。
新製品のプロトタイプかっ!?
両端にヘッドがついているぞ!
ルール違反じゃないのか?
両サイドにPINGのアイアンヘッドがついていて、シャフト部分は鉄の棒なのですごく重いです。2,3キロはあるでしょうか…。
で、なんなのか確認してみたところ、『キャリブレーションツール』との事。
≪キャリブレーション:calibration.≫
”校正”や”較正”、”計器などの目盛の調整”といった意味でした。
このクラブ!?がPING本社のアセンブリ工場で1日に3回、全作業を停止して使用されます。
ピンといえばフィッティング。その人にとって最適なクラブをオーダー、北区浮間のPING本社で一本一本組み立てています。
そして、アセンブリに使う道具の多くが、創業者カーステン・ソルハイムが独自に設計したPINGオリジナルツール。町のゴルフ工房で一般的に使われているものとはかなり違います。
工場内の撮影は制限されておりますので、一部をちらっと・・・
専用ツールは進化してデジタル化、創業当時からPING製品のアピールポイントだった組立精度がさらに向上しました。
組立ツールが進化したゆえに、ほんの僅かな狂いも見逃さないわけですが、”クラブがおかしいのか?”それとも”組立ツールがおかしいのか?”という問題も出てきてしまうのです。
そこで、先ほどの”両頭アイアン”の出番です。
両頭アイアンは、厳密に定められた基準にロフトライを設定してあり、定期的にアメリカのピン本社から送られて来ます。7とUwもキャリブレーション用のクラブなので短いグリップがついていたり、少しかわったシャフトが付いていました。
そのキャリブレーションツールを使用し、1日に3回、ロフトライ調整機やデジタルバランス計の精度に狂いがないかチェックしています。
・フィッティングサービス
・個別のカスタムオーダー
・高精度の機具にて一本一本国内生産
・ご購入後のロフト・ライ調整 ※条件有り
これらすべてが、一般的なクラブ価格内に含まれています。
※一部加算パーツ有り
流行の人気商品を楽しむ。
それともPINGのフィッティングしたクラブで”結果”にこだわる。
同様の投資なら、あなたはどちらを選択しますか…?
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