English follows Japanese.
いつも当ブログをご覧いたきましてありがとうございます。
ピンフィッティングスタジオ新宿の高見澤です。
2021年も残すところ2か月弱。
国内における新型コロナウイルス感染者数の減少はみられますが、まだまだ予断を許さない状況に変わりはありません。
引き続き、皆さまも体調など、ご留意くださいませ。
さて、これまでWD系のロフト調整機能についてご紹介してきましたが、今回からスタジオで試すことのできるドライバーシャフトをシリーズ毎で、ご紹介していきたいと思います。
Part1はフジクラのSpeederシリーズです。
(※ヘッドはG425MAX 9°を使用。シャフトは全て60g台のSで計測しました)
まずは、『Speeder EVOⅥ 661S(中調子)』の計測データです。
個人的な感想ですが、クセがなく、操作性も高いので、とても振りやすいシャフトでした。
特に、インパクト時に当たり負けしない感じが特長です。
実測データは、中弾道で方向性はセンター(白色の円)。とてもバランスの良い数値がでました。
続いて、『Speeder EVOⅦ 661S(先中調子)』の計測データです。
同シャフトは、EVOⅥと比べ、先が走る感じです。一般的にはつかまりがよくなると言われていますが、私の場合は逆にフェード系の球筋になりました(オレンジの円)。
こういった比較も、実際にスタジオで試すことができるので、改めてフィッティングの重要性を感じます。
続いては、『Speeder NX 60S(中調子)』の計測データです。
2021年モデルですので、気になっている方も多いかと思います。
同シャフトは同じ中調子のEVOⅥと比べて、つかまりがよく、球も高めになる感じです(青い円)。
今回、試打した中では一番キャリーがでており、トータルの飛距離もでていたモデルです。
弾道低めで、キャリーが出ないとお悩みの方はぜひスタジオで試してみてください!
続いて、『Speeder TR 661S(中元調子)』の計測データです。
今回試打したなかで、個人的に一番タイミングが取りやすく、振りやすいモデルでした。
実測データは、強めの中弾道でしたが、スピンが適度に入っているため、キャリーもでていました。
他のモデルと比べ、左右のブレはありましたが、縦ブレはほぼなかったです(赤い円)。
最後は、『Speeder SLK Type-D 60(中調子)』の計測データです。
ご存じの方も多いかと思いますが、こちらは短尺用シャフトです。今回は、44inchで試打しました。
FWに近い感覚で振り抜きやすいセッティングでした。
方向性はセンターで、球のまとまりもGOOD(緑色の円)。
DRはどうも長くて苦手だなぁ~、という方は、是非、スタジオで試してみてください!
ご希望であれば、時間の許す限り、上記のようにシリーズ毎で試打・フィッティングすることも可能です。
現在、スタジオでは『Speeder EVOⅥ/Ⅶ』の30g台~70g台、各フレックスをご用意。『Speeder NX』は40g台~70g台の各フレックス、『Speeder SLK Type-D』は40g台~60g台、『Speeder TR』に関しては661Sをご用意しております。
皆さまのご予約お待ちしております。
次回は、人気沸騰中の『VENTUSシリーズ』をご紹介いたします~^^
Fitting Expert 髙見澤 祐二
Thank you very much for visiting our blog!
This is Yuji Takamizawa from PING Fitting Studio Shinjuku.
I will be introducing the shafts which is available at our studio.
I hit couple of shots with Speeder series and here are tendencies of each shaft.
(※Tested with G425MAX 9°and 60 gram stiff shaft. 6S)
『Speeder EvolutionⅥ 661S(Mid kick point)』.
The shaft is highly workable and felt good at the impact.
Averaging 225 carry and 252 total, only 1.4 yards left from center. (White circle)
Next up is 『Speeder Evolution Ⅶ 661S(Low Mid)』.
EvolutionⅦ has much lower kick point. I felt the shaft is much smoother at the impact. Generally speaking, a shaft with lower kick point tends to go left/hook, however, I had little fade and about 7 yards right from the center, 10 yards compare to EvolutionⅥ. (orange circle)
『Speeder NX 60S(Mid)』, Fujikura’s latest shaft is also available at Shinjuku Studio!
Speeder NX tends to more spin rate and higher flight compare to EvolutionⅥ.(Blue circle)
I was able to hit the furthest in all Speeder series. If you want higher launch and more carry, check this shaft out! (blue circle)
The only higher kick point with Speeder series 『Speeder TR 661S(Mid-High)』 is up next.
TR was the best timing shaft for me and felt the best at the impact.
Trajectory was mid-high and spin rate was higher and gives more distance than others.
Bigger dispersion in width, but stable total distance. (red circle)
At last, the result of 『Speeder SLK Type-D 60(Mid)』
SLK is designed as “short-length driver shaft”.
I felt I am hitting with #5 wood with driver’s club head. (Green circle)
If you are not feeling comfortable with your driver because of the length, SLK can be great option
At our studio, evolution Ⅵ and Ⅶ is available from 30g to 70g.
NX and SLK is available 40-70g and 60g for TR.
Contact us for further information and reservation!
I will do shaft review of VENTUS series for next article!
Fitting Expert Yuji Takamizawa