皆さんこんにちは!
PINGフィッティングスタジオのフィッター村木です。
本日は、
PINGアイアンフィッティング(ライ角選び編の結果)
を、お届けします!
アイアンフィッティングは・・・
モデル選び→シャフト長さ→ライ角→シャフト重量→フレックス→グリップ
の順番で進んでいきます。
今回はライ角選びに関して、先週に引き続きお客様を例にご説明いたします!
今回ご来場のお客様、現在のお悩みとしては・・・
・左右方向のバラつきが大きい(特に左が嫌)
・もう少し飛距離が欲しい
との事。
<ご使用スペック>
モデル:T社マッスルバック
7番アイアン長さ:37インチ
ライ角:63°
今回は、お客様の理想の打ち出し方向に近くなるライ角を探します。
先ず、カラーコードチャートを用いて、お客様の体型から導き出されるライ角のスタート地点を決めます。
お客様の身長174cm、地面から腕の長さ34.5インチからライ角のスタート地点を見てみると・・・
ライ角のスタート地点はBLUEでした。但し!こちらはシャフトが標準長の場合です。今回のお客様は、先週のシャフトの長さ決めの段階で-1/2インチと決定していましたので・・・
↑このように-1/2インチの所までスタート地点をずらします。すると、スタート地点はGREENに決まりました(^_^)/
スタート地点が決まったら、ソールが地面に平行に接地しているか確認します。
ライボードの上で打って・・・
確認します。
ソールの真ん中にマークが付きました。
ということは、ほぼ地面と平行に接地していると言えます。
では実際の弾道を見てみると・・・
左に打ち出されています(゜_゜)
今回のお客様、左方向へのミスは避けたいとの事でしたので、フラット方向へ、ORANGEのライ角まで調整をすると・・・
打ち出し方向はピンに対して少し右へ。
左方向へのミスを極力減らしたいという、お客様の理想の理想の打ち出し方向に近付きました!このことから、ライ角はORANGEに決定です!
今回までの結果をまとめると・・・
<ご使用スペック> ➔ <フィッティング結果>
モデル:T社マッスルバック → G400
7番アイアン長さ:37インチ → 36.5インチ
#7ライ角 : 63°→ORANGE( 60°)
今回の「ライ角」の項目では、ライ角を調整することにより、お客様の理想の打ち出し方向に近付くことができました。
皆さんもフィッティングで、ご自身の理想の弾道に近づくクラブを探してみませんか?
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