皆さん、こんにちは。フィッティングスペシャリストの藤原です。
本日はフィッティングのケースレポート アイアンロフト編です。
フィッティング体験者 60代男性Sさん
フィッティング前インタビュー:現在使っているアイアンが飛ばなくて困っています。飛距離は7アイアンで140ヤードです。私のゴルフ仲間には7アイアンで170ヤード飛ばす人もいて、とても悔しいです。
いざ、アイアンフィッティングへ!
Sさんには、まずはピンの中でも飛距離性能の高いGアイアンとGMAXアイアンを試していただきます。
測定結果はこちら。(※10球のデータ)
Gアイアン
最大飛距離 キャリー147ヤード、トータル151ヤード
平均 キャリー140ヤード、トータル145ヤード
GMAXアイアン
最大飛距離 キャリー148ヤード、トータル151ヤード
平均 キャリー145ヤード、トータル149ヤード
フィッター)Gアイアン、GMAXアイアン共に最大飛距離はマイクラブよりも10ヤード飛んでいます。そしてデータを見る限りではGMAXアイアンはミスヒットも入れて149ヤード飛んでいますので、結果が良いですね。
Sさん)150ヤード飛んでくれているのは嬉しいですね。でも、あと10ヤード飛ばしたいですね。ピンはロフトも調整できると聞きましたが、もっと飛ぶようになりますか?
フィッター)ロフトは立てれば、飛ぶようになりますが、、、球が低くなり、グリーン上で球を止めにくくなりますね。気持ちはよく分かりますが、アイアンは狙ったターゲットに球を止めること重要です。SさんのGMAXアイアンのデータではキャリー平均が145ヤード、トータル平均149ヤードでランが4ヤードの計算です。ロフトを立てることで球が落ちてから転がってしまってはゴルフが難しくなってしまいますよ。
Sさん)たしかにそうですね。
フィッター)それとロフトを立てることにより、短い番手は飛ぶようになっても、長い番手は球の高さがでなくなり、飛ばせなくなるケースがあります。その場合、番手間の飛距離ギャップ(※番手間10ヤード刻みなど)が崩れてしまいます。
Sさん)なるほど。飛んで止まることと、番手通りの飛距離がとても重要なのがわかりました。GMAXアイアンでこのままのロフトでいきたいと思います。
フィッティングEYES:お仲間とショートホールで打つアイアンの番手が2、3番手違ったら悔しいですよね。気持ちはよくわかります。最近のアイアンもそんな気持ちに応えるべく、ストロングロフトで7番アイアンでも5番アイアン並みのロフトのクラブが多く存在しています。球が上がりすぎてしまう方には良いですが、球が普段から上がりにくい方は反対に飛ばなくなることもありますので、要注意ですよ。
PLAY YOUR BEST!