皆さん、こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストの藤原です。
ドライバーシャフトの長さが変わると飛距離にどれぐらいの変化が起こるのでしょうか?
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では、長さは何インチにしたらよいでしょう?
ピンゴルフの研究データでは、1インチシャフト長が伸びると、ヘッドスピードも上がり、初速が平均約0.44m/s上がります。
そのため飛距離ではキャリーで+4ヤードアップです。
ただ一般的に、シャフト長を長くすることで、飛距離が伸びる事があるかもしれませんが、多くの場合において、大幅に方向性が損なわれます。
ツアーにおいて主に使用されているシャフト長はPGA及びヨーロッパの男子ツアーにおいては44.25インチ~46インチまでの幅が有りますが、平均のシャフト長は45.25インチとなります。LPGAツアーにおいても、44.5インチ~46.5インチまでの幅が有り、平均は45.25インチとなります。
平均は男子、女子とも45.25インチですが、体格の差を考えると男子は方向性重視で短め、女子は飛距離重視で長めということになります。
当たり前ですが、長尺にして飛距離を出そうとしても、芯を大きく外してしまっては、かえって飛ばなくなります。
方向が狂わない範囲での長さにしましょう。