皆さん、こんにちは!フィッティングスペシャリストの藤原です。
今回のお話はずばり!フェアウェイウッドの飛距離です。
皆さん、フェアウェイウッドの3Wと5Wはどちらが飛びますか???
いやいや、3Wウッドの方がロフトも立っているし、飛ぶに決まってるじゃん。と思う方もいるかもしれませんが、実際は5Wのほうが飛んでいることが多いのも現実です。
では、何故そのようなことが起きるかというと、皆さんは「飛びの三要素」という言葉を聞いたことがありますか?
フィッターであれば、当然誰もが知っている言葉なんですが、「飛びの三要素」とは
初速・打ち出し角・スピン量のことを指します。
初速とはいわゆるインパクト時にボールが打ち出されるスピードです。
当然、速ければ速いだけ良いです。
打ち出し角はインパクト時にボールが打ち出される角度。
陸上競技に置き換えると、やり投げです。最適な角度で投げないと距離は出ませんよね。
スピン量はボールが打ち出された際のボールの回転数です。
これはボールが打ち出された際に縦に逆回転して飛んでいくのですが、回転数が多いと、球は上空でめくり上がり風に負けてしまったり、回転数が少ないとドロップしてしまったりします。
3Wよりも5Wのほうが飛ぶという方は、この三要素のどれかに問題があり、飛距離の逆転現象が起きてる可能性が高いです。
フィッティングを受けにくる方の中には、一般的にドライバーのロフト9度と10.5度では9度のほうが飛ぶと思っている方もいらっしゃいますが、ゴルファーのスイングやヘッドスピードによって適正は違います。
ドライバーに限らず、フェアウェイウッドも同じ考えなんですね。