『ANSER』パターは、むずかしい!? ②

こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。

前回、前々回と『PING ANSER Putter』についてのお話をさせていただきました。

今日は、『ANSER Putter』=やさしいパターって、何が?どうして?
という部分を書いてみようと思います。

やさしさその①・・・・・”キャビティバックパター”
トー側とヒール側に重さを分散。中央付近の質量を減らして、ミスヒット時も安定した転がりを実現しています。中央部分が厚いほど打音は下がり、打感はソフトになりますが芯は狭くなります。最近の打感のソフトなモデルでも衝撃吸収の素材を使用しキャビティ部分は最大現確保してあるところが性能重視のPINGらしさです。
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やさしさその②・・・・・”オフセット設計”
フェース面をシャフト延長線より後方へ設計。オフセットの少ないモデルに対し、不安定なストロークでも安定した順回転をもたらし、目標に対してスムーズにボールを送り出す効果があります。よくアイアンのオフセット(グースネック)を毛嫌いされる人がいますが、使っているパターはピンタイプ。実はどちらも”オフセット”しているゴルフクラブに変わりありません。
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やさしさその③・・・・・”全身が方向指示器”
ANSERパターは、よく見ると多くの直線でヘッドデザインが構成されています。その効果で自然と目標に対してセットアップできます。クランクネック上部のシャフトポケットの外面もフェース面に対して垂直に加工。細かいこだわりがあります。
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 PINGを長く愛好していただいている方々には当たり前の情報かもしれませんが、魅力や特徴を上げるときりがありませんので今日はこの位にして。

数回に渡って『ANSER』に関するお話をさていただきました。が、それにはちょっとした訳がありまして・・・。

次回をお楽しみに~!!