皆さん、こんにちは。フィッティングスペシャリストの藤原です。
3パットの時代は終わった。こんなキャッチコピーを見たことはありますか。
昨年の3月に発売になりましたCADENCE TR(ケーデンス)パターの広告なのですが、
3パットが終わったってどういうこと?と思う方もいますよね。実はCADENCE TRパターの溝に秘密があるわけなんです。
こちらは平均ハンディ22のゴルファーの打点のバラツキですが、ピンの研究では41パーセントのプレーヤーが約6.4mm以上、芯を外して打っていることが分かっています。さらに打点のバラツキは距離のバラツキと比例していることが分かっています。
ということは、、、どこに当たっても同じぐらいの距離を転がるパターがあれば、距離感は安定するのではないか?
そんな考えで開発されたのTR溝です。
皆さんは転がりの良いパターが優れた性能のパターだと思っていないですか。
考えてみてください。
芯に当たった時によく転がるパターは、芯以外にあった時の距離のバラツキがそれだけ大きくなるということですよ。
常に芯で打てるなら、TR溝の恩恵はないですが、パターの打点は上級者でも結構バラツクものです。
研究結果では、TR溝がないパターと比べて、
約10mの距離をフェース中央部分から12.7mm外して、ストロークした場合、
約60cm転がりの誤差が少ない結果がでております。
60cmですよ。
1mのパッティングが残るか、1グリップOKの位置まで寄せられるか、ずいぶん違いますね!
TR溝を開発したエンジニアは、おそらくはこのパターは検査機関の承認は得られないだろうと思っていたそうです。
それだけの機能はあるパター「CADENCE TRパター」一度使ってみてはいかがでしょうか?