こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。
PINGの代名詞でもありますフィッティング。その中でも特に重要なのがライ角。
もう今更、耳たこだよ~。って声もちらほらと…
ただ、未だに”腕の問題だから…”と謙虚!?に受け入れないゴルファーや、これからゴルフを始める人など、ライ角チェックを取り入れていないゴルファーがいる事も事実。
上の方々はとにかく一度、ライ角チェックをお受けくださいませ。
今日はライ角はライ角でも、しばらく使用した後のライ角調整について。
『ちょっと全体的に”左に引っかかる感じがする”ので”1段階フラット”に調整してくれる?』
この要望、結構多いんです。が、その調整ちょっと待った!!!
私の経験上、この調整を来た方の半数以上が”フラット調整”ではなく更に”アップライト調整”にするべきゴルファーだったからです。
このようなゴルファーの傾向として…
・ドライバーはドロー系で当たれば結構飛ぶ
・ドライバーのティーアップは高め
・低トルクのハード系シャフトが好き
・460ccのドライバーは嫌い
・グースの少ないコンパクトなアイアンが好き
・ノーティアップのFWは苦手
・アイアンでターフはあまり取れない。手前のターフ。
いかがでしょうか。左に引っかかる感じがする”のは、”そういう球が出るように打っているから”という事です。ただ、全く”ライ角”が関係ないわけではありません。
その人にとって適正なライ角よりも”フラットすぎる”アイアンを使い続けた場合、スイングは正しくても打球は右方向へ行きがちです。そのためゴルファーは軌道や小手先で無理に球を捕まえはじめ、ライ角とは相反した”逆玉”を打つためのスイングがどんどん植え込まれていきます。
ティーアップして打つドライバーは良い結果につながる事もあるかもしれませんが、得意なドライバーもプッシュやダグフックとの紙一重的な弾道。ここ一番で大けがしたり、たとえティーショットがうまくいったとしても、2打目との連携がうまく取れなかったりします。
このような傾向のあるゴルファーは、むしろ”アップライトに調整”することで”打点が安定し”、クラブがスイングの毒抜きを手助けしてくれます。
正規販売店様にてご購入いただいたPINGアイアンは、購入日から1年以内、1回目のライ角(ロフト角も)を無料(送料別途)で行っていますが、無料サービスだからと言って安易に調整するとかえって症状を悪化させる可能性もありますのでご注意を!
ライ角に関するご相談は、全国の公認フィッター、新宿フィッティングスタジオのフィッティングスペシャリストがお受けいたします。
※2020年を持ちまして無料ライ角調整サービスは終了いたしました。現在は有料にて承っております。ご了承ください。
ではまた明日~!