こんにちは。ピンフィッティングスペシャリストのアキモトです。
昨日はPINGが460ccにこだわる理由をお話しさせていただきました。
さて、本題の《G30 DRIVER》3兄弟、同じ460ccでどこが違うのでしょうか?
ポイントとして… “フェアウェイを確実にキープできたか?” を挙げておきます。
好スコアを出す上で、かなり重要な要素です。どんなに飛ばしても曲げてラフに入れた時点でパーを取る事が容易ではなくなってきます。
フェアウェイを確実に捉える性能を最大限追求した中での更なるモデル分け。それが《G30 DRIVER》3兄弟なのです。
・G30
・G30 SF-TEC
・G30 LS-TEC
3機種とも、ミスに強く安定して遠くに飛べせる性能は共通していますが、少しづつ持ち味を変えてあります。
・G30…【高弾道で飛ばせ!】がキャッチフレーズの深低重心G30シリーズメインヘッドです。弾道が左右にバラつく人やミート率に不安のある人、シンプルなスイングを目指す人等にもオススメのモデルです。契約プロも多数使用しています。
・G30 SF-TEC…【直進性で飛ばせ!】開き気味でインパクトしてしまったり、コスリ気味のショット、スライス系の弾道でケガをする事が多い人にオススメです。G30より若干重心位置をヒール側に移動させる事で曲がり幅を軽減させます。スイングを変えずに”強烈なスライスが美しいドローになる”なんて事はありませんが、今まではOBだったショットがセーフに、今まではラフに入っていたようなショットがフェアウェイに残る。これだけでどれだけスコアが縮まるか、日頃のゴルフと照らし合わせてみてはいかがでしょうか?スライスを嫌って小手先でなんとかしようとしてスライスの蟻地獄に入る事なく自然なスイングにナビゲートしていく要素を持ったヘッドです。
・G30 LS-TEC…【低スピンで飛ばせ!】重心位置をG30より若干浅くし、G30の安定感を維持したままスピン量を減らす性能を持っています。スピン量が多く、ランの少ない人や、場面によっては低めの弾道を打ちたい人、元々アッパーな入射角で、G30では打ち出しが高すぎたり薄い当たりが出やすい人にもオススメです。重心が浅いといっても3モデルの中では浅いという位置付けですので、深い部類な事に違いはありません。また、スイング特性によってはSF-TECのほうがしっかりつかまったインパクトになり、スピン量が減る人もいます。
これらの特性を参考に、ご自身のスイングに照らし合わせてベストなモデルを選択なさってください。
PINGのドライバーは大型で安定感がある分、曲げたい時に曲げられないのでは?なんて声を聞くこともありますが、そのような不都合があったとしたら、世界中のトッププロらが手にする事は無いでしょう。タフなコース環境の試合に柔軟に対応できる要素を持ちながらも、最大限ミスに強く大きな飛距離を得られるのがG30シリーズのドライバーです。
ゴルフスイングは千差万別。ゴルファーそれぞれ様々なこだわりもあると思います。機会があれば是非、全国の公認フィッター、そしてフィッティングスタジオのスペシャリストの元で実際に試打し、3兄弟の違いを楽しみながら比較検討される事をオススメいたします。
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