「G430 MAX 10K」ドライバーの発売を記念して、2024年1月13日(土)から4月7日(日)までの約3ヶ月間開催されたイベント「10K飛(マントビ)選手権」。全国の94会場で試打会を行い、計1,365名もの皆様にご来場いただきました。参加者のフィッティング結果から見えてきたのは、複数ラインアップされている「G430」ドライバーヘッドの最適な選び方。そのポイントについてくわしく解説していきます。
「10K飛選手権」では「G430」シリーズの各モデルの性能を多くのゴルファーが体感。PINGフィッティングスペシャリストがフィッティングを行い、それぞれのゴルファーに最適な「G430シリーズ」のヘッドとシャフトを組み合わせた上で、1発勝負の“マン振り計測”にチャレンジいただきました。
参加者の飛距離は、イベントを開催した都道府県ごとに集計。「地域の総飛距離10K(10,000)ヤードを超えて優勝を目指せ!」のスローガンの下、9都道府県が10,000ヤード越えを達成しました。そして見事1位に輝いたのは広島県。2位の東京都に約1,500ヤード差を付ける17,022ヤードをマークし、47都道府県の頂点に立ちました。
※岩手県のみ悪天候により1日間での開催。
イベントでは、参加者の皆様にドライバーの"お悩み"についてアンケートにお答えいただきました。
最も多かった悩みが「スライスする」、そして3番目に「フックする」が入っているように、多くのゴルファーがドライバーショットの方向性について、悩みを抱えていることが分かります。
この「スライスする」「フックする」と回答した参加者が最終的に選んだモデルをチェックしてみると、下図の通り「G430 MAX 10K」ドライバーが圧倒的に多数を占めました。
ボールの曲がりを抑える上で、10,000g/㎠(上下左右)を超える高慣性モーメントが効果を発揮したことは間違いなく、方向性に関する悩みをもったゴルファー全般にフィットしました。慣性モーメント10,000超えの"ブレないヘッド"、そしてそのブレなさからくる"飛び"が「G430 MAX 10K」の特徴です。
一方、「スライスする」に関しては、「G430 MAX」や「G430 SFT」を使用することで解決した方も多くいました。ボールのつかまりの良さでスライスを補正する効果の高さは、「G430」シリーズ全体に共通するメリットだと言えそうです。
「G430 MAX 10K」が幅広いゴルファーにマッチしたことは間違いありませんが、一方で、別のモデルを選択することで最大限の結果を得たケースもありました。
例えば、より適度な弾道や操作性が欲しいゴルファーには「G430 MAX」が合うことも。"飛距離が出ない"ことに悩んでいるゴルファーの中には、打ち出し角の低さやスピン不足でキャリーが伸びない方が多くいましたが、「G430 MAX」を使用することで球質が改善されて、効率良く飛ばせるようになりました。「10K」とは違った形で幅広いゴルファーにメリットをもたらすヘッドだと言えます。
曲がり幅の大きいスライスに悩むゴルファーには、最もつかまりの良い「G430 SFT」が効果的で、方向性を改善すると共に、インパクト効率が上がり、飛距離を伸ばすことにもつながったゴルファーが多数いたようです。
スピン量が多いことに悩むゴルファーの場合、「G430 LST」で解決したケースが多くありました。また、ヘッドスピードの速いゴルファーばかりではなく、遅かったとしてもボールのつかまりを抑えたいゴルファーにも効果を発揮し、方向性を改善することが可能なため「フックする」悩みをもつゴルファーにも多くフィットする結果となりました。
イベントにご参加いただいた1,365名のデータからは、多くのゴルファーにとって「G430 MAX 10K」から受ける恩恵が大きいものであることが読み取れます。ただし、個々のゴルファーが最高の結果を得るためには、やはりフィッティングによって最適なモデルを導き出す必要があることも分かりました。
実際、やさしさを重要視しているゴルファーでも、持ち球がドローやフェードの場合は『G430 MAX ドライバー』が合うことも多くありますし、ヘッドスピードが遅めでも、つかまりを抑えたい方に「G430 LST」がフィットすることもあります。ドライバーのモデル選びはパワーやスキル以外にも、スイングタイプやミスの傾向などさまざまな要素を分析し、数多くあるシャフトとの組み合わせも試してみないと最適なモノは選べません。
PINGは様々なゴルファーに向けたヘッドモデルラインアップに加えて、鈴木愛選手も使用し、評価の高い標準シャフトや、バリエーション豊かなカスタムシャフトを用意しており、長さ調整など柔軟性に富んだカスタムによって、あなたに合ったクラブを作ることができます。もし、ドライバーでボールが曲がることや飛距離などに悩みを抱えているのであれば、PINGのフィッティングをぜひ一度受けてみてください。自身に最適な「G430」ドライバーヘッドの選択が理想の結果につながります。